スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

低血圧

低血圧を併発する病気とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/31

病気が原因の血圧低下の場合、元となる病気は循環器系疾患から自律神経に関するものまでさまざまなものがあります。重篤な病気の場合もありますので、急に低血圧の症状があらわれた時には注意が必要です。低血圧を併発する病気について説明します。

低血圧(低血圧症)をともなう病気について解説します。

起立性調節障害

起立性調節障害とは、小学生高学年から中学生の思春期に多くみられる自律神経失調のひとつです。急に立ち上がったりするときには自律神経のはたらきで交感神経を刺激して血圧を調整しますが、そのしくみがうまくいかない場合には血圧が下がったままとなります。めまいや立ちくらみなどの症状が起こるのはその結果です。

起立性調節障害は急な立ち上がりを避ける、規則正しい生活を行うなど生活環境に留意するといったことで症状を軽くすることができます。起立性調節障害の症状は成長とともに徐々に改善されていくのが一般的ですので過剰な心配は不要です。しかし、血圧低下時の転倒や失神には注意しておかなければなりません。

心筋梗塞

心筋梗塞は、心臓の筋肉に血液を送り込んでいる冠動脈の動脈硬化が原因で、動脈内に血栓がつまり、血流が止まった結果心臓が壊死してしまう心臓疾患です。急性心筋梗塞の場合、30分以上続く強い痛みが特徴で、次第に心筋が壊死を始めます。壊死範囲が広がると心臓のポンプ機能が障害を受けるため血液を送り出すことができなくなりますので、悪化すると呼吸困難や血圧の低下が起こりショック状態に陥ります。心筋梗塞は命に関わる状態ですので一刻も早い医療機関の受診が必要です。

不整脈

不整脈とは、心拍動が標準値(1分間に60~100程度)を超えて、多すぎたり少なすぎたり、または心拍動のリズムが不規則になってしまう状態です。不整脈の中でも心拍数が大幅に増える頻脈性不整脈や連続して心拍が不規則に速くなるタイプの期外収縮が起こっている場合には、血圧の低下をともなうので注意が必要です。血液が十分に体内に循環することができなくなるため、動悸のほかに息苦しさや冷や汗などの自覚症状があらわれます。急に始まる不整脈には心臓疾患が隠れている場合があるため、早めに専門医の診断を受けましょう。

そのほかの低血圧をともなう病気と病態

そのほか血圧の低下が起こる病気の代表的なものを紹介します。

循環器系疾患

心筋症、心筋炎、大動脈弁狭窄症

循環血液量減少

出血 悪性腫瘍による低栄養状態、胃・十二指腸潰瘍などによる栄養障害

呼吸器疾患

肺梗塞

内分泌疾患

甲状腺機能低下症、下垂体機能低下症、副腎不全、低血糖

神経疾患

糖尿病性神経障害、脳腫瘍、多発性硬化症、パーキンソン病

その他

貧血

病気によって引き起こされる低血圧は、症候性低血圧と呼ばれます。

詳しくは『症候性低血圧とは』をご覧ください。

低血圧に関するよくある疑問についての関連記事

低血圧 サブテーマ

低血圧に関するよくある疑問 記事ランキング

fem.リサーチ