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胃潰瘍

胃潰瘍の原因と症状、治療方法について

更新日:2018/05/25 公開日:2016/03/22

丸茂恒二先生

この記事の監修ドクター

丸茂医院 院長

丸茂恒二先生

胃潰瘍の治療法は、出血がない場合は薬だけでも治療ができるようになりました。病院での治療では原因や状態によって、ピロリ菌の除菌や止血などの対処を行う場合もあります。ドクター監修のもと、胃潰瘍の治療法を中心に紹介します。

胃潰瘍になった場合、病院ではどのように治療していくのでしょうか。

薬による治療

胃潰瘍が発症した場合、出血が見られない時には、薬を服用して治療していきます。胃潰瘍の原因がNSAIDsである場合は、まずNSAIDsの服用を中止します。※NSAIDsについて、詳しくは『NSAIDsが原因の胃潰瘍って?』をご参照ください。

胃の粘膜に対する過度な胃酸の分泌を抑えるために、PPI(プロトン・ポンプ・インヒビター)やH2ブロッカーなど、胃酸の分泌を抑える薬や、胃の粘膜を保護したり、粘液の分泌を増やす薬、胃の血流を増やす薬をあわせて服用します。薬を服用すると、胃の痛みなどの症状が治まってきますが、再発を防止するためにも、自分の判断で薬の服用を止めず、医師の指示に従うようにしましょう。

ピロリ菌の除菌

胃潰瘍の原因がピロリ菌によるものであれば、胃の中にすみついているピロリ菌を、2種類の抗菌薬とPPIを用いて除菌していきます。1週間ほど飲み続けることで、ピロリ菌は除菌されていきます。内服を終了させる際には、再びピロリ菌の有無を確認する検査を行います。このときに、再びピロリ菌が発見されると、7日間延長してピロリ菌を除菌する薬を服用し、再び検査を行います。この除菌治療の成功率や約8割といわれています。延長しても除菌できなかった場合には、再除菌の治療をするかどうか、またその時期について医師と相談することになります。

内視鏡的止血術

胃潰瘍で患部に出血がみられる場合は、まず止血する治療が行われます。止血方法としては、内視鏡を用いて出血している部分に止血剤を注射したり、患部に小型クリップをかけたり、レーザーで出血している部分を焼く方法などがあります。きちんと止血の処置を行うことで、出血によるショックを防ぎ、再出血の危険性も少なくなるのです。その後、薬を服用して潰瘍を治療していきます。

また、これらの治療にあわせて、自宅での日常生活での改善や食事療法なども行っていきます。医師の指導のもと自宅でも療養していくことで、回復までの期間が短くなることが多く、規則正しい生活はとても重要になってきます。

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