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検診・健康診断

健康診断の種類と重要性とは?

更新日:2018/05/09 公開日:2016/03/26

職場や学校で毎年受診をする健康診断は、生活習慣病などをチェックするよい機会です。健康診断にはいくつもの種類があり、それぞれ検査内容が異なります。検査によって何を知るべきかをドクター監修のもと解説します。

職場、学校などで健康診断を定期的に受けることは、自らの健康状態について把握し、病気を未然に防ぐためにとても重要です。健康診断を受けることに慣れてしまい、マンネリに感じ、今回は受けずにおこうと考える方もいるかもしれません。しかし、自身の体の経年変化を知ることは、健康を保つためにもよい機会となります。

健康診断の目的と重要性

健診と略されることもある健康診断ですが、これはどのような目的のために行うのでしょうか。まずは健康診断の目的や重要性について確認しておきましょう。

健康診断の目的

健康診断は私生活を送る人に何か病気が隠れていないかを確認するために行います。また、雇用主が従業員に対して健康診断を実施しているのには、あらかじめ従業員の健康状態を把握しておきたいという目的もあります。

健康診断の重要性

健康寿命という考え方が、提唱されるようになっています。健康で長寿であればこそ、クオリティ・オブ・ライフとも呼ばれる生活の質を高めることが可能になります。2008年から各市町村に導入された特定健康診断が、生活習慣病に着目しているように、現在、成人ばかりでなく子供の生活習慣病の増加を危惧する声もあります。

健康診断の種類

健康診断には年齢や所属している健康保険によってさまざまな種類があります。成人と未成年とに分けて、代表的な健康診断を確認していくとします。

成人の場合

成人の場合は以下のような健康診断を受ける場合があります。

  • 雇入時健康診断:就職時の直前直後に実施
  • 定期健康診断:年1回定期的に実施
  • 特定健康診断:生活習慣病に特化した健康診断、40歳から74歳までの方が対象
  • がん検診:胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんなど、がんの早期発見と治療を目的とした検査
  • 特定業務従事者の健康診断:多量の高熱物体や低温物体を扱う業務などに従事する人に向けた健康診断
  • 海外派遣労働者の健康診断:海外に6か月以上派遣される労働者に向けた健康診断
  • 給食従事者の検便:食堂や炊事場における給食の業務に従事する労働者に向けた健康診断

未成年の場合

未成年者の場合は以下のような健康診断を受ける場合があります。

  • 乳幼児健診:1か月健診、3~4か月健診、6~7か月健診、9~10か月健診、12か月健診・1歳健診、1歳半健診、2歳健診、3歳健診
  • 就学時健康診断:小学校に入学する前に実施
  • 健康診断:小学校から大学まで年1回実施

健康診断の基本的な検査項目

健康診断での検査項目は時期などによって異なります。年代別に検査項目を紹介するので確認してください。

小中高校の健康診断の検査項目

検査項目は以下になります。なお、2003年から色覚検査はなくなりました。2016年から座高および寄生虫卵検査も廃止となり「四肢の状態」が加わっています。この健康診断は校内の職員も対象となっています。

  • 一般的な検査項目:保健調査、身長、体重、裸眼視力、矯正視力、聴力
  • 校医や医療機関が検査する検査項目:尿検査、心臓疾患及び異常の有無、結核の有無
  • 校医や医師が診察する検査項目:栄養状態、脊柱や胸郭の異常、目の病気・異常、耳鼻咽喉頭の病気、皮膚の病気、歯や口腔の異常、四肢の状態

大学の健康診断の検査項目

学年によって違いますが、一般的に入学年度には次の項目を確認することが多いでしょう。

  • 身体測定(身長と体重)
  • 胸部レントゲン
  • 視力
  • 問診
  • 栄養状態
  • 聴力検査
  • 目の病気・異常
  • 耳鼻咽喉頭の病気
  • 皮膚の病気
  • 結核の有無
  • 心臓の病気・異常(心電図)
  • 尿検査
  • 貧血検査

一般成人の定期健康診断の検査項目

  • 問診・・・既往歴(病歴)や業務歴、自覚症状や他覚症状の有無
  • 身長
  • 体重
  • 視力
  • 聴力
  • 胸部X線検査
  • 喀痰検査
  • 血圧
  • 貧血検査
  • 肝機能検査
  • 血中脂質検査
  • 血糖検査
  • 尿検査
  • 心電図検査

女性の場合は乳房検査や子宮検査がプラスされることがあります。さらに、年齢が35歳以上の方には胃部エックス線検査がプラスされる場合があります。

特定健康診査

生活習慣病の予防や悪化の防止のために、2008年の4月より全国の市区町村に導入された健康診断です。年齢が40歳以上75歳未満であって、公的医療保険の加入者という条件を満たしていれば受診が可能となっています。検査項目は以下の通りです。

  • 問診
  • 診察
  • 身体測定
  • 血圧測定
  • 血液検査(脂質や肝機能)
  • 血糖検査
  • 尿検査

診断結果がよくなかった場合には?

もし健康診断の検査結果がよくなかったら、第一にかかりつけ医や担当医に相談しましょう。健康診断の結果が悪い場合は、再検査や精密検査などが必要になる場合もあります。また、生活習慣病などであれば健康上のアドバイスももらえるので、まずは相談することが大切になっています。

定期的に健康診断を受けましょう

自分の健康の状態を知ることは病気の予防対策につながり、数値による体の状態の把握は、生活習慣を振り返るきっかけになります。健康診断を活用して、健康な身体作りをすすめましょう。

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