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スーパーフード

アロエベラに含まれる栄養素と期待できる効果

更新日:2017/03/21 公開日:2016/03/28

北川みゆき

この記事の監修専門家

管理栄養士

北川みゆき

昔から美容や健康によいとして知られてきたアロエですが、最近はスーパーフードとしてアロエベラが脚光を浴びています。アロエベラに含まれる栄養素や期待できる効果、食べ方や摂取時の注意点について詳しく解説します。

スーパーフードとして注目されているアロエベラの効果とは、どのようなものでしょうか。

アロエベラとは?

ユリ科アロエ属のアロエには300以上の品種があるとされており、そのひとつがアロエベラです。アロエベラは、アメリカやメキシコで多く栽培されています。アロエベラの葉のゼリー状の部分は、ヨーグルトやドリンクなどに使用されています。そのほか、最近では肌への効果などから化粧品に使用されることも多くなっています。

他のアロエとはどう違うの?

アロエのなかでも日本で有名なのがキダチアロエ、ケープアロエ、アロエベラです。それぞれの詳細について、詳しくは『美容に効果を発揮!アロエの種類と主な効能』をご覧ください。

アロエベラに含まれる栄養素

アロエベラには、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酵素類など、生きていくのに不可欠な栄養素のほか、アロエ特有のアロイン、アロエエモジン、アロエマンナン、アロエウルシンなど、実に200種類におよぶ有効成分が含まれています。これらの成分が協力し合って健康に働きかけることから、アロエの健康効果は「シンフォニー・オーケストラ効果」といわれることもあります。

美容と治療に幅広く効果が期待されるアロエベラ

胃を健康に保つ効果

アロエに含まれるアロインとアロエエモジンは、胃液の分泌を促して、消化を活発にしてくれる効果が期待できます。これにより胃もたれや消化不良を防ぐ効果があるといわれています。

また、アロエに含まれるアロエウルシンは、胃潰瘍の痛み緩和に役立つとされています。傷んだ胃の粘膜を覆い、胃壁を胃酸から守って、痛みを和らげます。さらに、アロエには止血効果があると期待されており、潰瘍になった胃壁の出血を止めるのにも役立つとされています。

肌をすこやかに保つ美肌・美白効果

肌の生まれ変わりの周期であるターンオーバーが乱れると、古い角質が肌に残り、シミやくすみといった肌トラブルが起こりやすくなります。アロエにはターンオーバーを理想的な周期に近づける働きがあるといわれています。

また、アロエに含まれるアロエシンは、メラニン色素をつくりだすチロシナーゼの働きを抑えることで美白効果を発揮します。その力は、ビタミンCと同等の力があるといわれています。また、日焼けなどをおこした肌の熱をとり、炎症を抑える作用もあります。

肌にツヤ・ハリをもたらすコラーゲン活性化効果

美白効果と同じぐらい嬉しいのが、コラーゲンを活性化させ、増やす効果がアロエベラにあるといわれていることです。

コラーゲンは体を構成するタンパク質の一種で、肌のツヤとハリを保つ働きがありますが、加齢や紫外線などの影響で体内のコラーゲンは減少していきます。その結果、次第に肌のツヤやハリが失われていきます。アロエベラにはコラーゲン活性化作用があり、コラーゲンを増加させる成分も含まれていることがわかっています。

傷を治癒する効果

半透明な葉肉部分には、日焼けなどの軽度のやけどの痛みを緩和する効果があるといわれています。

ケガをした場合、葉肉部分を患部に直接あてることで応急処置となり、きれいに治るといわれています。これは、アロエに含まれる糖タンパクやサルチル酸に、やけどやケガによって起こる炎症を抑える作用があるといわれているためです。

アロエベラの摂取について

アロエベラは、トゲをとってから表面の緑色の皮を包丁でそぎ落とし、スライスしてから、さっと茹でて使います。ヨーグルト、ジュース、サラダに入れる食べ方が一般的です。また、葉肉を油で炒めて塩コショウで味付けすると、夕食の一品や、お酒のおつまみにもなります。

そのほか、アロエベラの外側の皮は、キダチアロエに比べ苦みが少ないので、3cmほどのアロエベラを皮ごとミキサーにかけ、スムージーなどに混ぜてとるのもおすすめです。

ヨーグルトの中にアロエの葉肉が入ったアロエヨーグルトは、主にアロエベラが使われています。ヨーグルトは腸内環境を整える乳酸菌が豊富なので、アロエヨーグルトを食べると、その相乗効果でお通じをよくして便秘を改善する効果が期待できます。

アロエベラを摂取する際の注意点

アロエベラの皮には緩下作用(ゆるやかに排便を促す作用)のあるアロインが含まれており、摂り過ぎると緩下作用が強くなるので、お腹が痛くなったり、下痢になったりすることもあります。そのため、気になる場合は皮の部分はあまり食べないようにしましょう。

また、妊娠中にアロエを摂ると、アロインの主成分であるバルバロインが、子宮を収縮させるプロスタグランジンE2を分泌させてしまうため、流産しやすくなります。妊娠中には摂らないようにしましょう。

※スーパーフードはあくまで食品であり、個別の健康管理方法や、治療方針などに関する判断は、医師をはじめとする専門家にご相談ください。

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