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ポリフェノール

ケルセチンとは?多く含む食品と期待できる効果

更新日:2017/03/21 公開日:2016/03/28

約5,000種類あるといわれているポリフェノール。ここでは、その中でも、血液などの健康と深く関係するといわれる、ケルセチンに着目します。ケルセチンの基礎知識と期待できる効果、ケルセチンを多く含む食品について解説します。

ポリフェノールの一種、ケルセチンについて詳しく解説します。

ケルセチンとは

ケルセチンは、玉ねぎやブロッコリーなどの野菜に含まれている、フラボノイドの一種です。黄色い色素で、かつては天然の染料として活用されていました。ケルセチンには、抗酸化作用をはじめ、さまざまな働きをもつことで注目されています

ケルセチンに期待できる効果

血流に関する効果

ケルセチンは、血管の健康と深く関係のある栄養素・ビタミンPと似た働きをもつグループに属します。ビタミンCと一緒にとることで抗酸化作用が強くなり、活性酸素のダメージを防ぐなど抗酸化力を発揮します。血管を流れる赤血球は、本来自在に変形する性質があり、それにより細い血管でもスムーズに流れることができます。しかし、活性酸素によるダメージを受けると、赤血球は柔軟性を失い、細い血管をスムーズに通れず血流が滞ります。ケルセチンの抗酸化作用は、赤血球を活性酸素によるダメージから守り、血流を改善することが期待されています。

関節炎に関する効果

関節炎が起こる原因のひとつとして、体内の活性酸素の影響が考えられています。本来、活性酸素は体内に侵入した病原菌を攻撃して体を守る役割をもちますが、必要以上に増えると体の細胞も酸化させてしまい、炎症などのトラブルを引き起こすことがあります。

マウスでの研究により、ケルセチンが活性酸素を除去し、関節炎の炎症や痛みを抑えることが確認されています。

ケルセチンを多く含む食品

ケルセチンを多く含む食べ物の代表格は玉ねぎで、特に皮に多く含まれます。他にも、ブロッコリー、レタス、リンゴや柑橘類などの果物、緑茶などにも含まれていますが、ケルセチンは水溶性のため水にさらすと成分が溶け出てしまいます。野菜や果物を洗うときは、あまり水にさらしすぎないようにしましょう。

一方、スープなどにすると溶け出たケルセチンを効率よく摂取することができます。また、ケルセチンは油と一緒に摂ると吸収力が高まるといわれています。油やマヨネーズを使った調理法や、肉や乳製品などと組み合わせて摂取するのがおすすめです。どの油を使うのか、どの食材と組み合わせると効果が一層増すかは個人個人の体質にも大きく関係します。

しかし、すでになんらかの栄養素のアンバランスによる症状が出ていらっしゃる方は、担当医に個別の相談をしましょう。

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