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生理痛があるときは、運動してもいいの?

更新日:2018.01.30
公開日:2016.03.28
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

生理痛があるときは、できるだけ体を動かしたくないという方が多いのではないでしょうか?また、運動をすると生理痛によくなさそうな気もしますね。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?今回は、そんな疑問にお答えしていきます。

生理痛があるときに、運動をしてもいいかどうかをお話していきます。

軽い運動は生理痛を緩和する効果も

結論からいうと、生理痛があるときも症状がそれほど強くなければ、軽い運動をしても構いません。むしろ、体を動かすことで、痛みが緩和されることもあります。

生理痛が起きる原因のひとつとして、「プロスタグランジン」というホルモンによるものがあります。プロスタグランジンは、子宮を収縮させ経血を外に押しだすホルモンです。その分泌量が多いと子宮が強く収縮してしまい、痛みが起こります。

また、生理痛に悩まされている人には、全身の血液循環、特に骨盤内の血行がよくない人が多いといわれています。これは、骨盤内の血流が悪いと経血が排出されにくくなるため、プロスタグランジンが過剰に分泌されるからです。

しかし、適度な運動は血行をよくし、骨盤内のうっ血を改善することができます。また、ストレスは自律神経のバランスを乱し、血流を悪化させ生理痛を招きますが、体を動かすことで気分がすっきりしストレス解消にもなります。

無理は禁物

生理中に激しい運動をするのはNGです。気持ちいいと思う程度の軽い運動に留めておきましょう。簡単な体操やウォーキング、ストレッチなどなら手軽にできておすすめです。

また、経血の量が多い人は、貧血を起こしやすい傾向にあります。大量に汗をかくような激しい運動は、貧血症状を悪化させる可能性があるため、無理しないようにしましょう。また、生理痛がひどい人も無理は禁物です。

貧血気味の人や、ひどい生理痛に悩まされている人は、自己判断でどうにかしようとせず、まず婦人科のドクターに相談してみましょう。

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