生理とデリケートゾーンのケア
プールは大丈夫?タンポンが使えるのはこんなとき
更新日:2016/12/09 公開日:2016/04/20
この記事の監修ドクター
札幌シーズクリニック 院長
大久保真 先生
タンポンが役立つのはプールに入るときだけではありません。
タンポンを使うメリット
膣に入れて使うタンポンは、経血が外に流れ出る前に直接吸収するため、ナプキンと比べてもれにくいのが魅力です。また、経血は空気に触れることでにおいを生じます。タンポンを使うと生理独特のにおいがあまり気にならないでしょう。下着に付けるナプキンのように、アウターにひびく心配もありません。
タンポンが役立つシチュエーション
次のような状況では、タンポンを使うと快適に過ごせるでしょう。
長時間の授業や会議
タンポンは吸収力にすぐれているうえに、もれを気にする必要がそれほどありません。ナプキンのように頻繁に交換しなくても済むので、途中でトイレに行くために席を立つ回数が減るでしょう。
就寝時
膣内で経血を吸収するタンポンをつけていれば、もれを気にせずに自由に寝返りをうつことができます。下着やふとんを汚す心配がないため、生理中でも安心して熟睡できます。
旅行
旅行中は自由にトイレに行けないことが多いため、長時間交換できないときでも、もれを気にせずすごせるタンポンの使用がおすすめです。また、温泉や海に行く予定を変更する必要もありません。コンパクトサイズのタンポンはかさばらないため、荷物を増やさないですむのも助かります。
スポーツ
ナプキンのように、体を動かしたときにずれてしまう心配がありません。もれを気にせず、思いきり動くことができるでしょう。タンポンを使えば、生理中でも問題なくプールで泳ぐことができます。
タンポンは正しく使うことが大切
タンポンは膣内に入れて使います。膣に雑菌が入らないよう、挿入前は手指を清潔にしてください。また、挿入前にアプリケーターが破損していないか確かめましょう。
長時間使えるのがタンポンのメリットですが、1回の使用は8時間を超えないように気をつけてください。経血を吸収したタンポンを膣内に長く入れっぱなしにしていると、雑菌が繁殖してしまいます。また、タンポンは膣内の粘液まで吸収するため、膣内が乾燥することもあります。乾燥すると菌に感染しやすくなることから、ナプキンと交互になるよう工夫して、タンポンだけを続けて使わないことも大切です。
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