膣の締まりが悪くなる原因と、その理由についてご紹介します。
[目次]
肌のたるみと同じ!?加齢による膣の締まりの低下
個人差はありますが、加齢によって筋肉は減少し衰えていきます。筋肉だけでなく、皮膚の弾力をになうコラーゲンも減少するため、皮膚にハリがなくたるんでしまうのです。顔や二の腕、太ももなど、たるみが目につく部位には意識が向きがちですが、筋肉とコラーゲンの衰えは全身で進行します。膣まわりにある骨盤底筋も例外ではないため、加齢によって膣がゆるみ、締まりが悪くなるのです。
肥満により膣の締まりが悪くなる理由
骨盤底筋は下半身にあるため、重力の影響を受けやすい筋肉です。肥満によってお腹の周囲に脂肪がたっぷり付いていると、その重みでより骨盤底筋に強い負担がかかり、衰えやすくなります。その結果、膣内の圧力が低下して、締まりが悪くなってしまうのです。
骨盤底筋は疲労困憊!出産で膣がゆるむメカニズム
出産を経験すると、膣がゆるむことがあります。しかし、赤ちゃんが膣を通って生まれてたことが原因ではありません。妊娠中は、10か月かけて胎児や子宮が大きくなっていきます。その重量を支えているのが骨盤底筋であり、日ごとに負担が蓄積されていく状態に。そして、分娩の際に膣壁と骨盤底筋、膣の周囲の筋肉が大きく引き伸ばされ、ゆるみが生じるのです。ある程度の筋肉は収縮して元の状態に戻りますが、収縮できなかった筋肉は伸びたままになり、膣の締まりが悪くなります。
姿勢の悪さも膣がゆるむ原因に
背筋をピンと伸ばすと、同時におしりの筋肉が引き締まり、ヒップアップを実感することがあるでしょう。反対に、常に前かがみの姿勢をとっていると、膣やおしりの筋肉がほとんど働いていない状態になります。筋肉は、使わなければ次第に衰えてくるもの。そのため、膣の締まりも悪くなってしまいます。
便秘に一利なし!膣の締まりへの影響とは
肥満や肌あれの原因になるなど、いいことが一つもない便秘。便秘は、膣のゆるみにも影響します。便秘になると、長時間いきむことが多くなり、これが習慣化すると、骨盤底筋が伸びたままの状態に。やがては、膣の締まりも低下していきます。
膣の締まりをよくするには、肥満や便秘といった原因を解消するほか、骨盤底筋を鍛えるエクササイズをとり入れるといいでしょう。
詳しくは、『1日3分!テレビを見ながらできる膣エクササイズ』をご覧ください。
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