腕の白いブツブツについて、その正体と対処法を確認してみましょう。
白いブツブツの正体は白ニキビかも?
腕にできる白いブツブツの正体は何なのでしょうか。炎症がなく色味の少ないブツブツであれば、白ニキビの可能性があります。白ニキビとはニキビの初期の段階のこと。白ニキビとは、毛穴がふさがれ、ふさがれた毛穴の中に皮脂や角質がつまった状態です。この状態からアクネ菌が繁殖すると、炎症が起こり、赤ニキビになります。
そもそも、ニキビと言えば顔にできるイメージが強いのではないでしょうか。しかし、髪が腕にあたりやすかったり、腕が乾燥したり、生活習慣でホルモンバランスが崩れたりすると二の腕に白ニキビができることもあります。
ニキビの場合、アクネ菌によって皮膚に炎症が起こるため、痛みやかゆみなどの症状があります。白ニキビの段階では大きな自覚症状はありませんが、黄色ニキビや赤ニキビと炎症がひどくなるにつれて自覚症状を感じることが多いです。
毛孔性苔癬とニキビの違いとは
腕にできるブツブツは、ニキビのほかに毛孔性苔癬なども見られます。毛孔性苔癬は皮膚と同色か褐色をしておりニキビと似ていますが、ニキビとの違いは、かゆみや痛みなどの自覚症状はあまりないという点です。
腕の白ニキビを治すには
ニキビの原因は、アクネ菌という細菌です。ニキビを悪化させないためには、細菌を取り除いて、肌を清潔に保つことが大切。しっかりと患部を洗いましょう。また、二の腕の外側にニキビができている場合は、乾燥によって過剰に皮脂が分泌されている恐れがあるので、乾燥を防ぐためにも化粧水や乳液などで保湿するようにしましょう。
さらに、肌のターンオーバーを促進する栄養分としては、ビタミンB群の摂取が欠かせません。食事のバランスを考えながら、ビタミンB群が摂取できるレバーやニンニクなどをうまくとり入れることが大切です。肌ケアに合わせて、食事面もしっかり見直しましょう。
腕の白ニキビは潰しても大丈夫?
白ニキビは、炎症を起こしているか起こしていないかで、対処法が変わってきます。まず炎症を起こしているニキビ、黄ニキビは潰さないようにしましょう。黄ニキビを潰してしまうと、膿を包んでいる膜が破け、毛穴の奥に広がることでニキビが再発してしまいます。
炎症がない場合は潰しても大丈夫ですが、自分で潰そうとすると細菌が入るなど衛生面に不安が残ってしまいます。ニキビを安全に、しっかり除去したいのであれば、病院で治療を受けるようにしましょう。医療機関では、面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)という処置があり、特殊な器具でニキビの膜の中を取り除く治療法などがあります。
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