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妊娠・出産期の生活

妊娠3ヶ月のママと赤ちゃんの様子

更新日:2017/10/03 公開日:2016/04/28

岸本玲子

この記事の監修専門家

岸本助産院 院長

岸本玲子

妊娠3ヶ月目は、「つわり」が始まる大変な時期。そして、赤ちゃんにとっては、まだまだ大事な臓器を作っている時期です。この時期の食事や生活をどうすればよいのか?必要な知識を専門家監修のもと、わかりやすく解説します。

妊娠3ヶ月の体の変化や過ごし方について詳しく見ていきましょう。

妊娠3ヶ月(8~11週)の赤ちゃんの状態

妊娠3ヶ月では、超音波検査などで手足が見えるようになってくるので、胎動など感覚的に赤ちゃんの存在を感じることはできなくとも、自分の中で赤ちゃんが育っていることを実感し始める時期です。

赤ちゃんのいろいろな臓器が徐々に働き始める時期でもあり、肝臓・腎臓などが働き始め、羊水を飲んでおしっこを排泄するようになります。おしっこは、余分な成分を含んでいないのでキレイです。

妊娠11週目の赤ちゃん

頭からお尻までの長さは40~50mm、体重は20~30gくらい。進化の名残である尻尾は完全になくなり、頭・上半身・下半身の区別がつくようになります。

妊娠3ヶ月(8~11週)に起こる変化

つわりがピーク

「つわり」のピーク到来です。吐き気、食べ物の嗜好の変化が起こりやすい時期でもあります。つわりは個人差がかなり大きく、短い人だと1週間くらいで終わる人もいますが、長ければ出産まで続く人もいます。

頑張って食事をするのではなく、自分の体の変化を受け入れ、今の自分の好みに合わせた食事をとるようにしましょう。人は自然に自分に必要な食べ物を食べたくなるものです。

この味覚の変化は赤ちゃんに必要な栄養を、母親の体が感じとって起こるとも考えられています。好きな香りも変化するので、洗剤や柔軟剤を選びなおすのもよいでしょう。

便秘の症状が現れる場合も

子宮は握りこぶしくらいの大きさになり、腸や膀胱が圧迫されます。また、黄体ホルモンの影響で体が水分を蓄えるために便の水分量が減ったり、ストレスを感じやすくなったりすることなどが原因で、便秘になりやすくなります。そういう意味でも、体調に合わせて食生活を見直すよいタイミングです。可能であれば便秘解消に効果を期待できるヨーグルトをとったり、不溶性食物繊維の含まれる野菜や穀類、こんにゃく、水溶性食物繊維が多く含まれる海草類や果物などをとることを意識してみましょう。

頻尿の症状が現れる場合も

妊娠初期には頻尿の症状も現れる場合があります。前述した便秘と同じく、大きくなった子宮が膀胱を圧迫するため、膀胱に尿が少ししか溜まっていなくても尿意をもよおしたり、我慢できる時間が短くなったりするのです。そのほか、黄体ホルモンの値が高いことから骨盤底筋が緩むことも頻尿や尿漏れの原因となります。

妊娠初期の頻尿に、直接的な解決策はありません。しかし、頻尿の症状は妊娠中期になるといったん和らぐ傾向があります。あまり深刻にならず、必ず終わると考えてみると気持ちが楽になるかもしれません。

妊娠3ヶ月の時期に生活で注意すべきこと

つわりによって食事が摂れなくなり、体重が急激に落ちる場合もあるので注意してください。赤ちゃんは大切な臓器を作っている時期なので、栄養が不足する状態が続くと発育に影響が出ることもあります。

食事を何回かに分けて食べたり、生活環境を整えたりして、体をゆっくり休ませてあげることがなにより重要です。それでも足りない栄養は医師と相談して、サプリメントなどで補充するのもいいかもしれません。

まだ赤ちゃんの主要な臓器や胎盤が完成していないので、おなかが大きくないからといって激しい運動をしたり、自転車に乗って転倒すると流産や不正出血につながります。絶対に危険な行動はとらないでください。

子宮の大きさは握りこぶしくらいになるので、おなかが少し膨らんでくるのが本人にはわかるようになります。服などを着ればあまり目立つことはありませんが、あまり子宮を圧迫のない服をえらぶようにしましょう。

また、胎児心拍が確認でき、予定日が確定したら市区役所で母子手帳をもらってください。

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