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鼻のシミの原因と種類|できたときの対処法・レーザー治療

更新日:2017.12.22
公開日:2016.05.20
ドクター画像
この記事の監修者
医療法人浩聖会 セイコメディカルビューティクリニック 理事長 曽山聖子

年齢を重ねてくると、シミが増えてくるのが気になりますよね。このシミについて、鼻にできるに焦点を当てて、その原因やメカニズム、そして対処法についてドクター監修のもとで解説していきます。

年齢を重ねてくると、シミが増えてくるのが気になりますよね。この記事では鼻にできるシミについて、その原因やメカニズム、対処法をご紹介します。

鼻にできるシミ(しみ)の原因は紫外線による黒ずみ

鼻にできるシミは、他の部位にできるシミ同様に紫外線が主な原因となっています。細胞は紫外線を浴びることによってダメージを受けます。紫外線をたくさん浴びると活性酸素が発生し、メラニンを作るメラノサイトを刺激します。そして、刺激を受けたメラノサイトはメラニンを作ります。

これがシミの元です。特に鼻は顔の中でも高い位置にあるので、紫外線を多く浴びると考えられます。

鼻にできるシミの種類

鼻にできやすいシミとその特徴についてご紹介します。

そばかす

2~3ミリの小さいシミ。両ほほから鼻にわたって広がるようにできます。紫外線が原因のほか、遺伝によるものもあります。

老人性色素斑

数ミリ〜数センチのシミで大きさはさまざま。40代頃からできやすくなってきます。紫外線をよく浴びる生活をしていると20代からできることも。

炎症性色素沈着

ケガややけど、ニキビの跡など皮膚がダメージを受けた部分に、あとからできるシミ。シミの大きさは、皮膚がダメージを受けた部分の大きさによって異なります。

脂漏性角化症

数ミリ〜数センチのシミ。イボのように少し盛り上がっています。60代を超えるとほとんどの人にできます。紫外線をよく浴びる生活をしている場合には20代からできることもあります。

化粧品で美白・保湿!おすすめの対処方法

鼻にシミができてしまったら、できるだけ薄く目立たないようにしたいですね。まずはセルフケアとして、化粧品で保湿や美白対策をしたり、ビタミンC、Eなどのサプリメントを摂取するのがよいでしょう。市販薬を使うことで、肌のターンオーバーを促進させるという方法もあります。

短期間に効果を感じたい場合は、医療機関で処方されるハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬、そしてレーザー治療があります。

短期間でシミを薄くするならレーザー治療も

レーザー治療は比較的短期間でシミを薄くし、ほとんど見えない程度にまでできるというものです。Qスイッチレーザーや、Qスイッチルビーレーザー、炭酸ガスレーザーなどがあり、シミの種類や治療の目的によって治療法はさまざまです。正常な皮膚にダメージを与えることはありません。レーザーを当てた部分の皮膚は2週間程度かけて薄いかさぶたがはがれるようにポロポロと落ちます。この治療はいくつかデメリットもあります。治療費が高いことや治療中の痛み、そしてレーザー治療の種類によってはダウンタイム(赤みや腫れのある期間)があります。治療を受けた後に一時的な炎症性の色素沈着が現れることも。また、紫外線対策などアフターケアが重要になります。

鼻のシミが気になったら、自分がどんなタイプのシミなのか理解したうえで、タイプに合った対策を行いましょう。

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