食用アロエを食べる場合のおすすめの食べ方、注意点についてご紹介します。
アロエを食べるなら、アロエベラ?キダチアロエ?
アロエベラもキダチアロエも食用ですが、どちらが食べやすいかと言えば、可食できる部分が多く、苦味のないアロエベラです。一方、キダチアロエは苦味が強いというデメリットがありますが、食べることはできます。
アロエベラのゼリー状の葉肉はおいしく食べられます
アロエといえば、「苦い」というイメージがすぐに頭に浮かぶ人も多いことでしょう。しかし、アロエベラのゼリー状の葉肉の部位は、苦味が少なく、食べやすいです。そのため、スーパーなどで売られているアロエヨーグルトをはじめとするアロエ関連の食品はほとんど、アロエベラが原料として使われているようです。
アロエベラの皮も食べられないことはありませんが、皮には緩下作用(ゆるやかに排便を促す作用)のあるアロインが含まれており、少量であれば、健胃作用の効果を期待することができます。しかし、摂り過ぎれば、緩下作用が強くなるので、お腹が痛くなったり、下痢になったりすることもあります。そのため、皮の部分はあまり食べないようにしましょう。
アロエベラの葉肉をヨーグルトやフルーツポンチなどに混ぜるなど、スイーツとして食べる方法はよく知られています。その他にも葉肉を油で炒めて塩コショウで味付けすると、夕食の一品や、お酒のおつまみにもなります。
苦味が強いキダチアロエにはどんな成分が?
アロエベラやキダチアロエともに、整腸作用、健胃、美白などさまざまな効果を示す成分が多く含まれています。また、苦味の成分であるアロインは、キダチアロエにもアロエベラにも含まれています。ただ、キダチアロエのほうがアロエベラ以上にアロインが含まれているため、苦味も強くなっているのです。
アロインには整腸、健胃効果などがありますが、摂り過ぎると下痢にもなりやすく、注意が必要です。また、妊娠中にアロエを摂ると、アロインの主成分であるバルバロインが、子宮を収縮させるプロスタグランジンE2を分泌させてしまうため、流産しやすくなります。妊娠中には摂らないようにしましょう。
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