アロエの苦味を少しでもやわらげるための、さまざまな工夫をご紹介します。
美容によいとされるアロエの苦味をなんとかしたい
美容に対して多くの効果を発揮するアロエですが、欠点は味が苦いこと。あの苦味さえなければ、もっと使いやすいのに…と思われている方も多いのではないでしょうか。
アロエの苦味は、皮から出てくる黄色の液体に含まれる「アロイン」だといわれています。
日本で食用として入手しやすいアロエには「アロエベラ」と「キダチアロエ」の2種類があり、どちらにもこの苦み成分「アロイン」は含まれています。
ただ、アロエベラはキダチアロエに比べて「アロイン」の含有量が少ないため、「アロエベラ」は比較的苦味が弱く、食べやすいのです。それに比べて「キダチアロエ」は、生で食べるには苦味が気になります。そのため「キダチアロエ」を生で使用するには、苦味を抑える工夫が必要かもしれません。
アロエの苦味が気にならない調理法は?
アロエの苦みをできるだけ和らげて美味しくいただくために、自分でできる工夫をご紹介します。
選び方の工夫
1本のアロエの葉の中でも場所によって苦味に差があり、根元側よりも葉先のほうが苦味は少なくなっています。苦味に慣れないうちは葉先から徐々に食べていくとよいでしょう。
切り方の工夫
アロエの皮に苦味の成分が多く含まれているため、緑色の皮を取り除いて、半透明の葉肉だけにすることで苦味を軽減することができます。その際に、皮と半透明の葉肉の間をギリギリで切ってしまうと皮が残った状態になり、苦味の成分も残ってしまうことになります。もったいないと思わず、少し皮を厚めに切ることが苦味軽減のポイントです。
下処置の工夫
アロエを調理する前に、アロエの根元をカットして、キッチンペーパーを敷いた上に置き、黄色いアクが出るまで30分ほど置いておきます。そうすることで、苦味成分の「アロイン」をキッチンペーパーに染み込ませ、アロエから減らすことができます。
また、熱を加えて調理をすることで苦味を抑えることもできます。沸騰したお湯にカットしたアロエをいれ、再び沸騰してから1~2分ゆでることで苦味がやわらぎます。アロエはゆでると縮むので、少し大きめにカットするとよいでしょう。
味付けの工夫
食べやすく切ったアロエの葉肉を砂糖やはちみつなどに漬けこみ、甘く味付けるとグンと食べやすくなります。かつおぶしとしょうゆをかけたり、甘辛く煮つけてもおいしく食べられます。
そのほか、レモンや黒酢を加えるなど、いろいろな食材や調味料での味付けを試し、自分好みの味を探してみるのもよいでしょう。
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