乾燥肌や肌荒れが気になる方に、アロエ風呂の効果や入り方を紹介します。
アロエ風呂の効果について
最近では、アロエエキスを配合した入浴剤が数多く出回っていますが、成分や効能効果が明らかになる以前から、家庭で栽培したアロエの葉を風呂に入れ、薬湯として使われてきました。アロエが肌によいことを経験的に知っていたということです。
では、アロエ風呂にはどんな効果が期待できるのでしょうか。アロエ風呂は、アロエの葉のゼリー状の部分に含まれるムコ多糖類の保湿効果や、成分のひとつであるアロエシンの炎症を鎮める効果などによって、乾燥肌や肌荒れ、湿疹などが気になる方の肌に、しっとりとうるおいを与えてくれます。
アロエ風呂の作り方
アロエエキスが配合された入浴剤を使用する以外に、自分でアロエの葉からアロエ風呂を作る方法を紹介します。自分で作れば安価な上、色や香りがほとんどないので、入浴剤の匂いが気になる方にもおすすめです。
(1)乾燥葉を使う方法
アロエの葉を水でよく洗い、とげを取った後2~3ミリの厚さにスライスします。重ならないように広げて、天日に干します。乾燥したアロエ葉一握り(約10g)を、洗濯ネットなどの袋に入れて、お風呂に入れます。入浴中に軽く袋をもんで成分が出るようにしましょう。
(2)生葉を使う方法
アロエの生葉2~3枚を水でよく洗い、とげを取った後2~3ミリの厚さにスライスします。洗濯ネットなどの袋に入れて、お風呂に入れます。入浴中に軽く袋をもんで成分が出るようにしましょう。
(3)手作りアロエエキスを使う方法
アロエの生葉を水でよく洗い、ミキサーにかけるか、おろし金ですりおろします。清潔な布でこし、約30分間あくを取りながら煮沸します。約100㏄程度、お風呂に入れます。
アロエ風呂に入る前の注意点
お風呂に使う場合でも、まれにアレルギー反応が現れる方がいるので、必ずパッチテストをするようにします。生葉のゼリー状の部分を腕の内側に塗り、1日たっても発赤やかゆみが出ないか確認します。
また、アロエの生葉の汁には、シュウ酸といってかぶれの原因となるものが含まれています。刺激感などの異常を感じた場合には、よく洗い流すようにしましょう。
アレルギーやかぶれに注意して、自分に合った分量や使い方で、うるおい肌を手に入れましょう。
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