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クリームパックの方法と期待できる効果

更新日:2016.12.09
公開日:2016.05.20
ドクター画像
この記事の監修者
マブチメディカルクリニック 院長 馬渕知子

肌の乾燥がひどいとき、どのような保湿ケアをしていますか。肌を保湿する方法にはいろいろありますが、自宅で簡単にできるのが美容を使ったクリームパック。専門ドクター監修のもと、クリームパックの方法と効果を解説します。

クリームパックとは名前の通り、美容クリームを肌に塗って保湿する方法です。パックに使うクリームは特別なものではなく、普段使いできる入手しやすい自分の肌に合ったクリームで十分です。やり方は簡単です。さっそく、基本的な方法を紹介しましょう。

クリームパックのやり方

  1. 普段どおりクレンジングや洗顔をして、皮脂の汚れやメイクの汚れを落とす。洗顔後は顔をタオルで優しくおさえ、化粧水、美容液、乳液で肌を整える。
  2. 手に美容クリームをとって、顔にたっぷりと塗っていきます。肌が隠れるように、クリームをのせていくようにしましょう。目元や口元など、特に乾燥が気になる部分は厚めにのせるのがポイント。塗りこむのは肌へのダメージになるのでしないようにしましょう。塗り終わったら、15~20分ほど置きます。
  3. 軽く濡らしたコットンで、優しくクリームを拭き取ります。ひと手間かけて蒸しタオルで拭き取ると、クリームが温まり、肌への浸透力が高まります。

クリームパックで期待できる効果

クリームパックをして肌が保湿されると、肌がしっとり滑らかになるほかにも、さまざまな相乗効果が期待できます。

肌がリフレッシュする

毎日メイクをしたり、睡眠が十分にとれていないと、肌が疲れてハリやツヤがなくなることがあります。肌の調子が悪くなると、メイクのノリも悪くなってしまいがち。クリームパックで肌を保湿すると、クリームの有効成分が肌へ行き渡り、肌本来の美しさに近づくことに期待がもてます。

シワやくすみ対策に

シワやくすみは、肌のコンディションの低下や、加齢、保湿不足などによって現れます。日々の基本的なスキンケアだけではなかなか改善しませんが、クリームパックを行うと肌にハリやうるおいを取り戻せる働きが高まり、シワやくすみにも効果が期待できます。

クリームパックの効果をさらに高める方法

クリームを塗った後、目や鼻、口の周りを避けて顔にラップを乗せてパックすると、肌とクリームが密着してクリームの浸透力がアップします。ラップの代わりに蒸しタオルを使ってもよいでしょう。クリームが温まって肌になじみ、浸透力が上がります。

また、半身浴中にクリームパックを行うとさらに嬉しい効果が。湯船からあがる蒸気がスチームの働きをして、クリームの有効成分がより吸収しやすくなることに期待がもてます。お風呂でクリームパックを行ったときは、汗をかいているため、パックの後クリームを洗い流すようにしましょう。その後、化粧水や美容液、乳液などでスキンケアをしっかり行います。

手軽に行うことができて、高い保湿効果が期待できるクリームパック。乾燥が気になるときに、ぜひ試してみてください。

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