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角膜炎

角膜炎の治療について

更新日:2017/03/22 公開日:2016/06/22

星合繁先生

この記事の監修ドクター

ほしあい眼科 院長

星合繁先生

角膜炎の治療は、原因を特定することがとても重要です。なぜなら、原因によってはまったく異なる治療法が用いられるからです。ドクター監修の記事で、原因や状態などに応じたそれぞれの治療法を解説します。

角膜炎の治療は、原因や症状に合わせて行うことが重要です。

軽傷の場合は、目薬で治療

角膜炎の治療は基本的に、軽症であれば点眼薬(目薬)を主に使用します。細菌性角膜炎や真菌性角膜炎であれば、抗菌薬や抗真菌薬が含まれた点眼薬が有効です。しかし、点眼薬は、涙で薄まり流れてしまうので、症状によっては、1時間に1回など頻繁に点眼を行う必要があります。

悪化している場合は、内服薬なども

角膜炎が悪化している場合、点眼薬による治療のみでは、症状の進行を食い止められないことがあります。その場合、抗生物質などの内服薬や、点滴を行うこともあります。また、アカントアメーバ角膜炎やヘルペス性角膜炎などは、有効な点眼薬がほぼない状態のため、内服薬だけでなく、軟膏(塗り薬)などを併用する場合があります。

また、角膜の濁りや、視力の低下が著しい場合、視力を回復するために、角膜移植手術などを行う必要もでてきます。

原因菌が特定されている場合

角膜炎の治療は、原因となる感染性微生物を特定することがとても大切です。原因菌が判明すれば、適切な治療薬を選択することが可能です。たとえば、細菌性角膜炎のときは抗菌薬を、さらに、抗菌薬のなかでも、原因菌にもっとも効果の高い種類のものを選ぶといった具合です。

その他の治療法

ドライアイや逆さまつげによって、角膜が傷ついている場合は、別の治療法があります。ドライアイが原因の場合は、涙による感染性微生物を洗い流す機能が低下しているため、人工涙液の点眼剤を使用し、その機能の回復を図ります。一方、逆さまつげが原因の場合、まつげの除去や、逆さまつげを治療する手術を行うことがあります。

角膜炎の治療では、原因をしっかりと見極め、適切な治療をすることが大切です。過去の経験と同じような症状であっても、そのときに処方された薬を使用するのは控えましょう。

眼科で受けられる検査の方法については『角膜炎の検査について』の記事で紹介しています。

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