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咬合性外傷

咬合性外傷の症状について

更新日:2018/05/02 公開日:2016/06/22

咬合性外傷を発症するとどのような症状が見られるのか、症状が起こる頻度別に説明します。咬合性外傷は、その症状の重さや頻度から重症度を予測することもできます。ドクター監修のもとで、咬合性外傷の症状について解説しています。

放置しておくとどんどん症状が進行する咬合性外傷。大切な歯を失わないためにわずかな症状も見落とさないようにしましょう。

よくみられる症状

咬合性外傷は、まず歯が浮いたような感触から始まって、ものを噛んだ時に違和感、冷たいものが歯にしみる、歯の揺れ、痛みなど日常の食事時に前述の症状が現れます。

就寝中、歯ぎしりなどで歯に過度の力が長時間、加わっていた場合は、朝起きたとき、歯の周りが、むずかゆい歯が浮くなどの症状も出てきます。

そのほかに歯痛、虫歯治療などで施された詰め物や金属のかぶせ物がとれたりすることもあります。

歯ぎしりや片側噛みするくせがある人は、長い間に歯がだんだん擦り減っていき、歯が欠けたり、折れたりしてしまうこともあります。

たまに見られる症状

咬合性外傷は、反復的に起こる外傷なので、痛みの悪循環が起こることがあります。そのため、慢性化すると、関連痛(原因部位と痛みを感じる部位が異なる)が発生することがあります。関連痛として、あごの関節の痛み、頭痛や肩こり 、顔面痛を訴える方もいます。

他にも、耳の下の痛み、眼の奥の痛み、舌の痛みなどを感じる方もいます。歯と歯ぐきの痛みは、本人でも、どこが傷んでいるのかわからない場合もあります。関連痛は症状発生部位から原因がわからないことが問題です。思い当たる方は、早めに歯科医に相談してください。

咬合性外傷が進行したときの症状

大きな力が歯に加わり歯周組織に損傷が起こった場合や、すでに歯周炎を発症している人の二次性咬合性外傷の場合、初期症状を治療せずに放置していると、症状はさらに進行します。(一次性咬合性外傷と二次性咬合性外傷の違いについては、『咬合性外傷とは』をご覧ください。)

特に二次性咬合性外傷の症状は深刻です。歯を支える歯周組織が壊れているため、歯の位置がずれ、歯や歯周組織に過度の負担がかかります。そのため弱い咬合力でも、歯の揺れが増し、痛みなどがおきてきます。さらに、放置すると、咬み合わせに不具合が生じ、あごの関節に痛みが出てくることもあります。

このようなあご関節の異常は頭痛、首や肩のコリなど、症状の範囲を広げる原因につながります。

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