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副鼻腔炎(蓄膿症)

タバコは急性副鼻腔炎の原因になる!?

更新日:2018/05/15 公開日:2016/07/26

タバコの煙には非常に多くの化学物質が含まれています。特に、副流煙が原因となる慢性受動喫煙症(まんせいじゅどうきつえんしょう)の1つとして急性副鼻腔炎が発症するといわれています。ドクター監修の記事で詳しく解説します。

急性副鼻腔炎になってしまった。それは、もしかするとタバコの煙が原因かもしれません。喫煙歴がなくても、家族やパートナーなど身近な人がタバコを吸っている場合にも注意が必要です。なぜ、タバコが急性副鼻腔炎の原因になるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

タバコが急性副鼻腔炎の原因になる?

タバコの煙には約4,000種類の化学物質が含まれており、人体に有害な物質も多くあります。このタバコの煙の刺激は、副鼻腔炎を起こす可能性があるといわれています。タバコの煙に含まれるニコチンには、抹消血管(まっしょうけっかん)を収縮させる作用があります。喫煙習慣があれば鼻の末梢血管は収縮した状態が続くため、鼻の粘膜は血行不良を起こしてしまいます。また、タバコの煙は刺激が強く、血行不良を起こした鼻の粘膜を傷つける可能性があります。傷ついた粘膜は防御機能も弱くなっているので、そこに細菌やウイルスが付着すれば粘膜が炎症を起こし、それが副鼻腔炎のきっかけとなると考えられるでしょう。

副流煙でも副鼻腔炎になる?

タバコを吸う人が吐き出す煙、いわゆる副流煙を吸い込むことを受動喫煙といいます。受動喫煙をくり返す状況が続くと、慢性受動喫煙症(まんせいじゅどうきつえんしょう)としてさまざまな病気を発症することがあり、急性副鼻腔炎もその1つとされています。

この副流煙には、主流煙(煙草を直接吸うときの煙)よりも多くの有害物質が含まれていることがわかっています。また、酸性の主流煙に対して副流煙はアルカリ性のため、鼻の粘膜に刺激を与えてしまうといわれています。急性副鼻腔炎を起こしている人が受動喫煙をくり返していると、粘膜の炎症がなかなか治りきらずに慢性化する可能性もあるといえます。

血流をよくすることが急性副鼻腔炎には大切

起こってしまった血行不良の改善には、ホットタオルで鼻の周りを温めたり、温かい蒸気を鼻から吸引するといった局部の対策や、入浴習慣や運動習慣といった身体の対策が効果的といわれています。急性副鼻腔炎を起こしているときは、これらの方法を取り入れつつ、タバコを控え、副流煙を吸い込まないように気をつけましょう。受動喫煙を避けていても重症化する可能性もあるので、病院での治療も大切です。

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