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足首を捻挫したときのテーピング使用方法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/08/25

足首を捻挫した場合の原因や症状、テーピングの使い方について、ドクター監修の記事で紹介しています。また、捻挫を放置するとどうなるのか、捻挫をした直後に必要となるRICE処置などについても、まとめました。

足首を捻挫した場合、どのように対処したらよいのでしょうか。一般的に、足首の捻挫には予防、対処法としてテーピングを使用することが多いと思います。今回、足首捻挫の原因や症状、足首の捻挫に対するテーピング方法やポイントなどについて解説していきます。

足首の捻挫の原因や症状について

足首の捻挫は、歩行時や段差を歩いたとき、あるいはスポーツのシーンなど、日常生活のちょっとした不注意やアクシデントで起こります。捻挫をしてしまうと、くるぶし付近を押すと痛みが出る、腫れがある、内出血が起こる、歩行が困難になるといった症状が現れます。

捻挫の中でも損傷しやすいのが外側のくるぶし付近にある前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)という靭帯です。足の内側、土踏まずが上を向くような捻り方をした場合に損傷します。ほかにも、踵腓靭帯(しょうひじんたい)と呼ばれる前距腓靭帯とは別の靭帯に損傷が起きることもあります。

症状の重さによって、捻挫は3段階のレベルに分けることができます。

靭帯が伸びてしまったものを1度、

靭帯の一部が切れているものを2度、

靭帯が完全に切れてしまったものを3度と呼びます。

捻挫は、放置すると再発しやすくなる

捻挫を放置すると、くせがついて再発しやすくなるほか、足首の状態に不安定さがみられることがあります。場合によっては、痛みが長期的に残ってしまうことも考えられます。さらに、子供の捻挫は剥離骨折や軟骨などの負傷も引き起こしているケースが多いです。捻挫をしたらそのままにせず、一度専門医に診てもらうことをおすすめします。

内反捻挫について

前述のように、足首の捻挫は足の内側が上を向いてしまうような捻り方で損傷するケースが多いです。この捻挫を「内反捻挫」と呼び、逆に足の外側が上を向いてしまうような捻り方を「外反捻挫」と言います。これらは軽度~中度の状態が多いです。

症状の特徴としては、主に腫れがあります。腫れが出るのは3段階中における2度~3度の捻挫です。一見、些細な腫れであまり重症ではないと思っていても、実際には靭帯が完全に断裂した3度に陥っている可能性があります。そのため、放置すると別の靭帯まで損傷することが考えられます。

足首捻挫に対するテーピングの使用方法

テーピングをすると、外すときに皮膚がかぶれることがあります。テーピングをする前に、皮膚を保護する「アンダーラップ」というテープを巻きましょう。アンダーラップ自体には粘着力がないため、粘着スプレーをかけたあとに巻くとよいでしょう。足関節を90度に保った状態で、足の甲から足首にかけて、しわができないように巻きます。

アンダーラップを巻いたら、非伸縮性のテープを使って患部を固定します。患部の固定を意識し過ぎて、強く巻きすぎると血液の流れが悪くなるなど、圧迫による身体への悪影響が考えられますので、巻くときは十分注意しましょう。

テーピングの使用について、固定を目的として行う場合は非伸縮性のテープ、予防には伸縮性のテープを使用するなど、状況によって使い分けも必要です。他にもテーピングの上から固定する自着テープ、包帯を用意しておくと便利です。

足首捻挫した際の対処法(RICE処置)

足首捻挫の対処法には「RICE」を念願に置いた処置を行うことも必要です。RICEとはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字です。

RICE処置は、怪我をした本人を安静な状態にして、患部を冷却した後、冷やして腫れと内出血を抑えます。次にテーピングなどで患部を圧迫し、さらに内出血と腫れを抑えます。最後の拳上は、患部を高い位置に持ち上げることを指しており、足を負傷した場合は足を伸ばして座らせるか、足の下にタオルなどを置いて位置を高くします。このような処置は、血液が流れる量を抑制できるため、腫れがひどくなるのを防ぐことができます。

足首捻挫の他に手首の捻挫など、あらゆる負傷でRICEは基本となります。この4つを覚えておくと、いざというときに適切な処置を行えるためおすすめです。

足首をひねったときの注意点

運動中に捻挫をしたときなど、対処法としてテーピングを使用することがあると思います。テーピングで患部を固定し、その状態でプレーを続けることがあるようですが、その場合のテーピングはあくまで応急処置です。テーピングの効果で痛みが軽減されることもあり、症状を軽視してしまう人がいますが、それは後遺症のリスクを高めてしまいます。捻挫を放置したまま動かすことは避けて、できるだけ早く医療機関を受診するようにしてください。

「これは捻挫だ」と自己判断するのは危険

足首を捻ることによって、痛みや腫れがひどい場合には、剥離骨折や靭帯損傷などの重度の怪我が起こっていることも考えられます。靭帯は、一度断裂すると自然治癒で完全に治すことは難しい部位です。足をひねるなどして痛みを感じる場合は、症状が悪化してしまう前に整形外科やスポーツ医などの専門医の診察を受け、適切な治療を行いましょう。

監修協力:医療法人石井会渋川伊香保分院・いっしん 柔道整復師 前原隆哉

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