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マツエクが原因?まつ毛が少ないまつ毛貧毛症の原因と対策

更新日:2017.12.20
公開日:2016.09.21
ドクター画像
この記事の監修者
MAクリニック心斎橋 院長 谷川知子

まつげが少ないとお悩みの方、それはひょっとしたら、まつげ貧毛症かもしれません。そこでドクター監修のもと、まつげ貧毛症の症状や原因、予防法、また、まつげを伸ばし太くする方法などについて解説します。

まつげが少なかったり細かったりという悩みを抱えている方、もしかしたらそれは、まつげ貧毛症かもしれません。この記事では、まつげ貧毛症について、まつげを伸ばし太くする方法についてご紹介します。

まつ毛の「細い・短い・抜ける」悩みはまつ毛貧毛症かも

まつげ貧毛症とは、その名前の通りまつげが「少ない」「細い」「短い」といった、見た目にも明らかに不十分な状態になる症状のことです。

まつげエクステやマスカラ、パーマなどが原因に

ビューラー、マスカラ、アイライン、まつげエクステ、つけまつげなどのアイメイクに、クレンジングの際に落ちにくいメイクをゴシゴシ洗ったことによる摩擦や、洗い残しがあることでの炎症、目がかゆいとつい指先でガシガシ擦ったり、うつぶせに寝る習慣が多いなどの日常生活のスキンケアの問題、加齢によるもの、アトピー性皮膚炎など皮膚の病気によるもの、抗がん剤をはじめとする薬の副作用によるものなど、さまざまな要因が考えられます。

治療は薬と植毛に分かれる

発毛できる毛包があれば、薬による治療が可能です。もし、発毛可能な毛包が残っていない場合は、まつげ植毛の施術が行われることもあります。髪の毛をまつげに植毛することで、長く、くっきりとしたまつげを再現します。

※詳しくは、『半永久?まつ毛植毛のメリット・デメリットと美容液でのケア』の記事をご覧ください。

まつげとは関係ないように思える病気が原因になっていることもあり、場合によってはそちらの治療の方が優先されます。心当たりや気になることがあれば、はじめに医師にしっかりと伝えましょう。

まつ毛貧毛症の対処方法

生活習慣や日常生活でのまつげのケアの仕方を見直す必要があります。良質な睡眠、栄養バランスの取れた食事、上手なストレスの解消の仕方、などを意識しましょう。濃いアイメイクや乱暴なクレンジングでまつげにダメージを与えている場合は、簡単に落とせるマスカラを使う、クレンジングや洗顔は丁寧に行う、といった点を心がけましょう

まつ毛を太く長く濃く維持するための対策方法

まぶたをマッサージする

目の周辺の血行を良くすることで、まつげを健康に育成する栄養素を届きやすくします。事前にホットタオルで目元を温め、目の周辺をまつげに直接触れないよう、優しくマッサージするようにしましょう。強すぎるマッサージは、眼瞼下垂の原因になることもあるので注意が必要です。

まつ毛美容液を使用する

まつげの育成に有効な成分が配合されているので、濃く、太く、たくましいまつげの育成をサポートします。

育毛効果のある食べ物を摂る

良質なタンパク質を摂ることで、毛の主要な成分であるケラチンの生成を促し、海藻類を積極的に摂り甲状腺の働きを活性化し、発毛を促進します。まつげの育成に効果のあるサプリメントもあります。

しっかり睡眠時間をとる

成長ホルモンは夜に分泌されるので、夜更かしは控えましょう。睡眠が十分でなければ成長ホルモンの分泌量は減り、まつげも育ちにくくなります。十分な睡眠が困難な場合は、睡眠前のスマホの使用を控える、ストレッチや入浴を取り入れるなどして、少しでも睡眠の質を高めましょう。

まつ毛だけメイクしない

女性の方だと全くメイクをしない、というのは難しい場合が多いので、つけまつげはつけない、ビューラーやマスカラを使用しないなど、まつげに休息を与えましょう。

このように、まつげ貧毛症にはきちんとした治療法だけでなく、自分でもできる対処法・予防法もあります。日頃からまつげのケアにも気を使い、まつげが抜けるのを防ぎ、健康なまつげを育てましょう。

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