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ヨーグルト

カスピ海ヨーグルトとは

更新日:2016/09/26 公開日:2016/09/21

カスピ海ヨーグルトは、市販のものが広く知られていますが、日本の家庭でも作ることが可能な健康食品です。管理栄養士監修によるこちらの記事では、実際に手作りする際の注意点や、ケフィアとの違いや特徴についてもご紹介しています。

カスピ海ヨーグルトは、世界でも有数の長寿地域として知られているコーカサス地方で長寿食と親しまれてきました。日本でも家庭で作れるヨーグルトとして、その健康効果が期待されています。

カスピ海ヨーグルトのルーツ

カスピ海ヨーグルトの名前にあるカスピ海とは、中央アジアと東欧の境界にある世界最大の湖です。カスピ海ヨーグルトが生まれた世界屈指の長寿地域であるコーカサス地方は、このカスピ海と黒海とに挟まれた場所です。このコーカサス地方には、現在ではジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンといった国々があります。

カスピ海ヨーグルトの特徴

カスピ海ヨーグルトは乳酸菌であるクレモリス菌FC株と、酢酸菌であるアセトバクター菌からできているところに特徴があります。クレモリス菌FC株は、生きたまま腸に届く乳酸菌で、しっかりと腸内環境を整えてくれる微生物のひとつです。

また、カスピ海ヨーグルトには独特な粘りがありますが、これもクレモリス菌FC株によるものです。クレモリス菌FC株は、粘りの元となるEPS(エキソポリサッカライド)という多糖をつくりだすのです。

ケフィア(発酵乳)とカスピ海ヨーグルトの違い

健康的なヨーグルトで、家庭でも作れるというと、やわらかい豆腐状のケフィアヨーグルトが有名です。ケフィアヨーグルトとカスピ海ヨーグルトの違いは、発行する菌の違いです。ケフィアヨーグルトはラクトコッカス属の乳酸菌と酵母が発酵してできるのに対し、カスピ海ヨーグルトはレモリスFC株の発酵で得られます。

家でも作れるカスピ海ヨーグルト

カスピ海ヨーグルトは、牛乳と市販の粉末種菌があれば、家でも発酵させて作ることができ、固まるととても粘りのあるヨーグルトができあがります。できあがったヨーグルトを元に植え継ぎができ、増やしていくことができます。

カスピ海ヨーグルトの作り方・保存法・増やし方

カスピ海ヨーグルトは、牛乳と市販の粉末種菌を混ぜて20~30℃の常温で発酵させて作ります。発酵温度は高ければよいというものではなく、30℃を超えてしまうと、カスピ海ヨーグルトの菌が弱ってしまい、雑菌の活動が活発になってしまいます。

カスピ海ヨーグルトの作り方のコツとして、使う容器やスプーンはしっかり熱湯消毒し、ヨーグルトには直接手を触れず衛生的に作業することが大事です。できあがったら冷蔵庫で保存し、1週間を目安に食べきるようにします。

また、カスピ海ヨーグルトは植え継ぎをすることにより増やすこともできますが、その場合、種になるヨーグルトも、できあがってから1週間以内のものを目安として使用します。できあがったカスピ海ヨーグルトを1週間以上保存したい場合は、冷凍保存することで、1か月程度使用することができます。

自宅でヨーグルトを作るときの失敗の原因

自宅でヨーグルトを作っていると、上手く固まらないことがあります。これにはいくつか原因が考えられます。菌ヨーグルトの量が足りなかったり、発酵させる温度や時間が不適切だったりすると上手く固まりません。

また、ヨーグルトに雑菌が入ると、分離したり悪臭がしたり、苦みが出たりしますので、雑菌が入らないように細心の注意をはらうことが大切です。

工夫しだいでいろいろなアレンジが楽しめる

カスピ海ヨーグルトは、通常の作り方でプレーンヨーグルトとして楽しむ以外に、いろいろなアレンジをすることができます。牛乳の他に豆乳も使うことで、植物性成分の栄養もしっかり摂れる豆乳カスピ海ヨーグルトを作ることができます。

さらに、クリームチーズのような濃厚な食感を楽しみたいときには、できあがったヨーグルトを水切りして、水切りヨーグルトにすることも可能です。

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