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肋間神経痛

肋間神経痛の治療で使用される薬は

更新日:2016/12/09 公開日:2016/08/23

高橋宏和先生

この記事の監修ドクター

中條医院 院長

高橋宏和先生

肋間神経痛に効果があるといわれている、代表的な薬の3種類についてご紹介します。それぞれの薬にはどのような特徴があるのか、効果や副作用などについて、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

肋間神経痛で病院を受診すると、内服薬を処方されることもしばしばあります。そのときもらう薬の違いについて、なかなかドクターや薬剤師に聞きたくても聞けなかったという方もいらっしゃいませんか。ここでは、肋間神経痛でもらう内服薬について詳しくご説明します。

肋間神経痛にはどんな薬が処方されるのか

肋間神経痛の痛みを抑えるために、ロキソニンなどのロキソプロフェンナトリウム水和物が配合された薬、ボルタレンなどのジクロフェナクナトリウムが配合された薬、リリカなどのプレガバリンが配合された薬などを使った、痛みを軽減する薬物療法があります。

一般的に使用されるのはロキソニン錠とボルタレン錠

・ロキソニン錠の特徴、効果、副作用

特徴と効果:

ボルタレンよりも効果の出現が早く、最短15分、遅くとも50分程度で鎮痛効果を発揮します。即効性に優れた鎮痛薬で、市販薬としても販売されています。

副作用:

ボルタレン、ロキソニンともに副作用に大きな違いはありません。どちらも主な副作用には、胃痛や胃腸潰瘍、吐き気、消化不良をはじめとする消化器症状、むくみ、眠気、じんましんなどがあります。

・ボルタレン錠の特徴、効果、副作用

特徴と効果:

ロキソニンよりも効果の出現は遅いという特徴がありますが、それでも最短30分で効果を発揮し、即効性のある鎮痛薬です。ボルタレンは、ロキソニンよりも強い鎮痛効果を持っています。ボルタレンの市販薬は存在しないため、病院やクリニックでの処方が必要な薬です。

副作用:

ロキソニンと同じく、胃痛、胃腸潰瘍、吐き気、消化不良などの消化器症状、むくみや眠気、じんましんなどがあります。ロキソニンよりも効果が強いため、副作用も出現しやすい傾向があります。胃が荒れるといった消化器症状は、特にロキソニンよりも強く出ることがあり、胃薬とともに処方されることが多くなっています。

近年ではリリカカプセルも用いられるようになった

・リリカカプセルの特徴、効果、副作用

特徴と効果:

リリカカプセルは神経痛専用の痛み止めであり、神経障害を改善するための薬です。ロキソニンやボルタレンは痛みの信号を脳に伝達する事を遮断して痛みを抑えますが、リリカカプセルは神経の圧迫など直接神経に障害が起こっている場合に効果を発揮し、ヘルニアや肋間神経痛には非常に効果的といわれています。

副作用:

副作用が強く、めまいや意識障害を起こしたり、吐き気や倦怠感が強く出たり、長期的に服用を続けると胃腸障害を起こす事から、短期的な服用に用いられることが多いです。病院で通常処方されている薬なので副作用の過剰な心配は必要ありませんが、副作用が気になるときはドクターや薬剤師に相談してください。

その他の肋間神経痛の治療法について

ほかにも抗てんかん薬や抗うつ剤の一種が使われることもあります。こうした薬には神経痛を緩和する効果があります。肋間神経痛には内服薬と併せて炎症を抑え、痛みを和らげるための塗り薬や湿布を併用して様子を見ます。また、薬が効かない場合には、胸椎に麻酔薬を注射する神経ブロックという方法やハリ治療、低周波治療などによって、周囲の筋肉や神経の過度な緊張を取る方法も効果的です。詳しくは『肋間神経痛の治療について』をご覧ください。

治療の効果を最大にするためには、第一に安心感と信頼感が重要です。病院で処方される薬について、効果や副作用について疑問に思うこと、不安に思うことがあれば、遠慮なく医師や薬剤師に相談してください。十分に相談をして、自分に合う内服薬や治療法を見つけましょう。

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