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チアノーゼ

新生児でも起こる!赤ちゃんのチアノーゼ

更新日:2018/06/13 公開日:2016/09/21

誰にでも起こるチアノーゼですが、特に症状が現れやすいのが新生児です。授乳中に突然四肢や唇が紫色になり、動揺してしまうことがあるかもしれません。原因や症状をふまえて、正しい対処法などをドクターの監修のもと紹介します。

出産直後の新生児からお年寄りまで、誰にでも起こりうるチアノーゼですが、実は成人よりも新生児に発症しやすいとされています。授乳のときや激しく泣き続けているとき、お腹が減って低血糖状態のときなどに、チアノーゼが現れて動揺した人もいるかもしれません。なぜ新生児にチアノーゼが起きやすいのか、その理由を解説します。

新生児にチアノーゼが起きやすい理由

そもそも、チアノーゼとは循環血中の還元ヘモグロビンの増加により、皮膚および粘膜が紫色になる状態のことです。なんらかの原因によって、還元ヘモグロビン濃度が5g/dl以上になるとチアノーゼが起きます。新生児は、成人に比べて多血で血液が濃いため、還元ヘモグロビンの絶対量も多くなります。しかし、還元ヘモグロビンの基準値自体は大人も新生児も変わらないため、新生児ではチアノーゼが出やすいといわれています。末梢性の場合は、もし症状が出ても自然とよくなるので、まずはあやして落ち着け、様子を見ましょう。

新生児に中枢性のチアノーゼが出た場合は要注意

新生児が授乳や泣きすぎなどの原因以外で、突然チアノーゼが現れた場合は注意が必要です。心臓が原因によるショックの可能性があるので、なるべく早く心エコー検査による精密検査が必要です。温度調整と気道確保を行い、すぐに救急搬送しましょう。心エコー検査で動脈管性ショックがないと確認できれば、すぐに酸素投与が行われます。

呼吸器の病気や循環器の病気が原因の場合も

新生児の中枢性のチアノーゼでは、気道狭窄などの呼吸器の病気が原因の場合と、心疾患のなかでも先天的な心臓の奇形である心奇形などの、循環器の病気が原因となる場合があります。心奇形は大きく分けて出産時からチアノーゼを発症するチアノーゼ型心疾患と、非チアノーゼ型心疾患に分けられます。

チアノーゼ型心疾患は、非チアノーゼ型と比べても該当する病気が非常に多いです。ファロー四徴症、完全大血管転位、両大血管右室起始症、総肺静脈還流異常症など主要なものだけでも数十種類があり、手術・治療が必要です。

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