スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

チアノーゼ

身体の末端に症状が現れる「末梢性チアノーゼ」とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/09/21

チアノーゼの中でも、特定の部分が変色する状態の「末梢性チアノーゼ」について、ドクター監修のもと詳しく解説します。末梢性チアノーゼと認められる症状、原因、処置方法などを理解しておきましょう。

皮膚や粘膜が紫色に変色するチアノーゼ。チアノーゼは還元ヘモグロビンが5g/dl以上になったときに出現します。チアノーゼがあるときは、毛細血管内の血液に含まれる酸素濃度は低くなっていますが、その病態によって、主に末梢性チアノーゼと中枢性チアノーゼの2種類に分けられます。ここでは、末梢性チアノーゼについて解説します。中枢性チアノーゼについては『早期の治療が必要な「中枢性チアノーゼ」とは?』をご覧ください。

末梢性チアノーゼの原因

末梢性チアノーゼは、末梢の毛細血管内の血流が悪いときに起こります。たとえば、ヒモやゴムなどで指先を締め付けると、心臓から遠い末梢側の血液の循環が悪くなり、紫色になります。寒冷で手先が冷えたときや、プールなどで冷たい水に入って身体が冷えきったときなども、末梢の血流が悪くなり、指先や口の周りなどが紫色に変色することがあります。また、心不全状態で心拍出量が低下しているときや、血液の粘調度が増加する赤血球増多症で、末梢の血流速度が低下する時に生じるチアノーゼも末梢性チアノーゼです。その他に、特定の血管が詰まったことで末梢性チアノーゼがみられることもあります。

末梢性チアノーゼの症状の特徴

末梢性チアノーゼは、動脈血の酸素濃度は低くなく、抹消の静脈血の酸素濃度が低下しています。四肢の指先、口周りや鼻周りなどの末梢にのみ、紫色の変色が現れるのが末梢性チアノーゼの特徴です。一方、全身に変色が現れた場合は中枢性チアノーゼとなります。末梢性チアノーゼは末梢での血流停滞が認められるため、チアノーゼがみられる部位が冷たくなっている場合が多くみられます。

末梢性チアノーゼの治療

末梢性チアノーゼは寒冷により生じた一時的なものの頻度が多いです。保温やマッサージなどで改善することがあります。チアノーゼ症状が消えるまで様子を見ましょう。注意すべき疾患がある場合もありますので、持続する場合は医療機関で診察を受けましょう。

チアノーゼの基礎知識についての関連記事

チアノーゼ サブテーマ

チアノーゼの基礎知識 記事ランキング

fem.リサーチ