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内出血は要注意!突き指による腫れはどう直す?

更新日:2018/06/13 公開日:2016/09/14

突き指による腫れは、内出血と炎症が原因で引き起こされます。数日で症状が引くケースもあれば、数週間~数か月にわたり長引くケースもあります。ここでは、腫れの種類と対策についてドクター監修の記事でご紹介します。

突き指の代表的症状は、激しい痛みと腫れです。痛みによって突き指の病態や程度をはかるのは困難ですが、腫れは見た目による判断が可能です。ここでは、腫れの種類や処置について詳しく見ていきます。

突き指をするとなぜ腫れるのか

突き指は一般に、外からの強い刺激により指の関節に損傷が起きた状態のことを指します。運動中などに瞬時に大きな力が加わった結果、骨と骨をつなぐ靭帯(じんたい)や筋肉、腱が断裂したり、伸びたりして損傷を受けます。また、骨の一部が折れ、靭帯や腱が骨ごとはがれる場合もあります。突き指とは、こういった症状全体を指す総称です。突き指における腫れの正体は、主に内出血と炎症です。腱の断裂や骨折により、マレットフィンガー(マレット変形)と呼ばれるような、関節の変形が起こることもあります。

腫れているときの応急処置は「RICE」

突き指に必要な応急処置は、一般に「RICE」と呼ばれています。

R:Rest 安静

I:Ice 冷却

C:Compression 圧迫

E:Elevation 挙上

腫れへの対処としてもっとも適切で有効なのは、アイシング(冷却)です。腫れへのアイシングは、ほんの一瞬だけ行っても効果がありません。冷却スプレーの活用は一時的な痛みの消失程度にとどめ、患部を冷やすアイシングは別の手段を用意します。まず、ビニール袋に氷を詰め空気を抜いた氷嚢(ひょうのう)を浮かべ冷たくした水に、手首から先を入れて患部周辺をくまなく冷やしましょう。バラバラの氷を直接入れると、氷が早く溶け低温を維持できません。水を入れる容器がないときは、氷嚢を患部に直接あてる方法もとれますが、冷却箇所が局所的になりがちです。凍傷を防ぐため、包帯やハンカチなどのあて布をするとよいでしょう。水道から流水を直接かける場合は、水圧に注意し、関節の損傷を悪化させないよう気をつけてください。RICEに関して、詳しくは『突き指の治し方は?対処法や治療法』をご覧ください。

腫れている期間の目安

突き指が治癒するまでの期間は、損傷の種類や程度によって異なります。腫れている期間にも病態によって大きく差があり、軽い損傷であれば数日で引いてきますが、筋や腱の断裂、骨折などがある場合、腫れの期間も長引きます。ギプスで固定するだけの保存的治療であっても、数週間は必要でしょう。我慢して対処せず、1週間程経っても強い痛みが引かない場合や、腫れ・変形などがみられる場合は、腫れ自体には冷却で対応しつつ、その背景に骨折や靱帯損傷があるかどうかを必ず整形外科で見てもらいましょう。

監修協力:あいち腰痛オペクリニック 河重 俊一郎

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