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胆石症

ストレスマネジメントで防ぎたい、胆石症のリスク

更新日:2017/09/14 公開日:2016/10/25

胆石症とストレスには密接なつながりがあることがわかっています。ストレスの原因をつくらないこともですが、溜めないことも大切です。ここではドクター監修のもと、胆石ができるメカニズムとストレスの予防について解説します。

人間はつらい経験や嫌な思いをした場合などにストレスを感じます。あくまで心理的な現象ですが、ストレスを溜めこむことで、体にさまざまな悪影響を及ぼすこともあるのです。

ストレスから胆石ができるまで

人間の自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っています。交感神経は、仕事中やスポーツをしているときなど、気持ち的に緊張状態が続いている場合に多く働きます。副交感神経は、家でくつろいでいるときや睡眠中などに働く神経です。この2つの神経が周期的に交互に働くことで、健康的な心理状態でいられます。しかし、過剰にストレスを感じる環境下では、交感神経ばかりが働きっぱなしの状態となり、副交感神経が働く時間が短くなります。こういった状態が続いた場合、睡眠を十分にとったつもりでも疲労が回復せず、肩こり、めまい、食欲不振といった体調不良にもつながります。同時に、血管の収縮が見られるようになりますが、血管が収縮することによって胃腸や消化管の活動が停滞し、分泌物を生成する力が弱くなります。これは胆のうにもいえることで、交感神経が働く時間が長ければ胆汁の分泌量も少なくなり、消化機能に影響を及ぼします。

胆汁には脂肪分を分解し、消化を助ける働きがありますが、胆汁の分泌量が減ることで摂取した脂肪分を分解しきれず、固形化してやがて胆のう内に結石として残ってしまいます(コレステロール胆石)。また、胆汁の排出がスムーズに行われなかった結果、胆汁のカルシウム成分が細菌によって固形化し、肝臓や胆管内で胆石となるケースもあります(色素胆石)。

胆石の形成について、詳しくは『胆石の特徴と胆石症の主な症状』をご覧ください。

ストレス解消で胆石症予防を心がけよう

胆石症と診断された方や胆石が心配という方は、食生活や栄養への配慮ばかりでなく、日常生活でストレスを溜めこまないよう心がけることも大事です。休日はしっかりと体を休め、趣味などに打ち込みましょう。また、適度な運動やストレッチなども硬直した体をほぐし、血流を活発にするためにも大事なことです。仕事とプライベート両面を充実させることが、交感神経と副交感神経のバランスを保ち、心身ともに健康でいられる秘訣です。

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