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爪周囲炎

爪の側面付け根の痛みや腫れに要注意!爪周囲炎とは?

更新日:2018/06/26 公開日:2016/11/20

爪周囲炎は、指や爪周囲の傷口から細菌に感染して起こる感染症です。症状が軽ければ自己治癒できますが、悪化すると、治療が必要になる場合もあります。爪周囲炎についての基礎知識を、ドクター監修の記事で解説します。

爪周囲はささくれや乾燥などにより、傷ができやすい部位です。爪周囲炎はこうした爪周囲の傷口から細菌に感染し、痛みや炎症を引き起こす感染症です。爪周囲炎の原因や主な症状、治療法などについて見ていきましょう。

爪周囲炎とは

爪周囲炎は、爪周囲の傷口が細菌に感染し、痛みや炎症を引き起こす感染症のことです。

爪周囲炎になる原因

爪周囲は通常、皮膚は角質と皮脂と水分により、外部からの刺激や細菌から守られています。ところが、皮膚に傷ができたり乾燥したりすると、このバリアが損なわれ、その結果、細菌が侵入して、爪周囲炎を引き起こします。

爪周囲炎の原因となる細菌

爪周囲炎の原因となる細菌はいくつもありますが、主なものでは、黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑膿菌といった細菌や、カビの一種であるカンジダなどがあげられます。

爪周囲炎のリスクを高める生活習慣、基礎疾患

爪周囲炎は、乾燥、傷、常に水に濡れていることによる皮膚表面のふやけや皮膚の損傷といった、生活習慣による日頃の爪周囲の環境によって引き起こされる感染症です。そのため、水仕事、マニキュア、爪を噛むくせ、陥入爪(かんにゅうそう)や巻き爪、栄養の偏りや不足には注意が必要です。幼児の場合は指しゃぶりなどが原因となって発症することもあるので、注意しましょう。また、糖尿病や免疫不全といった基礎疾患がある場合、カンジダによる感染へのリスクが高まります。

爪周囲炎の主な症状と種類

爪周囲炎は、爪周囲が赤く腫れ、ずきずきした強い痛みをともなうのが特徴です。症状が進行し、炎症がひどくなると、化膿性爪周囲炎という状態になります。化膿性爪周囲炎は、ひょうそとも呼ばれます。化膿性爪周囲炎になると、患部が赤紫色に腫れあがり、膿が出たり、その膿が皮膚組織を損傷したりします。化膿性爪周囲炎を自己治癒させるのは難しいので、症状を放置せず、早めに皮膚科専門医に受診することが大切です。

爪周囲炎の治療法

軽度の爪周囲炎は、患部を清潔に保ち、傷口の治療や保湿に留意することで改善します。しかし、症状が悪化し、赤みのある腫れや、ずきずきと疼くような痛みや、膿をともなう化膿性爪周囲炎になってしまうと自己治癒が難しくなります。この場合は、皮膚科専門医で、抗生物質の投与、痛み止め、外科的処置で膿を取り除く排膿(はいのう)といった治療を受けることになります。

爪周囲炎の治療については、『ひょうそという別名を持つ化膿性爪周囲炎とは?』でも詳しく紹介しています。

爪周囲炎の予防

爪周囲炎は、爪周囲の皮膚が細菌に対して無防備な状態になり細菌に感染してしまうことから引き起こされるため、爪周囲の皮膚が細菌に感染しないように日頃から心がけることが大切です。手指を清潔に保ち、水仕事にはゴム手袋をするなどし、こまめに保湿クリームを塗りましょう。また、バランスのよい食生活も、皮膚の乾燥やささくれを予防します。

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