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身体のしびれ

むち打ち症が引き起こすこともある指先のしびれ

更新日:2018/06/21 公開日:2016/11/20

交通事故の後遺症として知られるむち打ち症ですが、そのしびれの症状が指先や手に現れることがあります。ここでは、神経が圧迫されて神経障害を引き起こすなどの原因や対処方法などについて、ドクター監修の記事で解説します。

主に血行不良によって起こることが多いのが、指先のしびれです。正座した後の足のしびれと同じように、手を頭の下敷きにして寝てしまったときなどに、しばらく指や腕がしびれることがあります。そのような場合のしびれは、しばらくすると自然に解消されますが、脳や精髄のダメージや病気が原因となっていることもあるので、注意が必要です。

指先しびれの症状とは

指先のしびれの症状は、しばらく時間をおけば治まる一過性症状と、いつも症状を感じる慢性症状があります。一過性症状は、同じ姿勢のままだったり、不自然な姿勢で寝違えたりしたときに発症することが多いです。慢性症状は、身体がなんらかの不調を訴えるサインであることが多く、原因を明らかにする必要があります。また、どちらの症状も、脳の一部の血液の流れが悪くなっている可能性もあります。

手のしびれに関して、詳しくは『身体が発する不調のサインを手のしびれから読み取る』をご覧ください。

手の指がしびれる原因

指先のしびれは、血行不良以外にもあります。脳血管の出血などで脳細胞に血液が行き渡らなくなる脳の病気のほか、脳からの指令を伝達する神経の束である脊髄の病気などでも手のしびれは発症します。また、脊椎を形成する椎骨・椎間板による神経の圧迫、腕や指の動きを支配する末梢神経の圧迫、甲状腺機能低下症や糖尿病などの内科系の病気、ストレス、自律神経障害によっても、手のしびれを感じることがあります。

脳の病気は、ダメージを受けた脳の場所によって障害を引き起こす場所が異なります。それが手に関係する場所であった場合にしびれを感じることがあり、吐き気や嘔吐、頭痛、ロレツが回らないなどの症状もあらわれます。脳卒中、脳腫瘍などが原因となっていることもあるので、脳神経外科、脳神経内科への受診が必要です。

脊髄腫瘍や脊髄損傷など脊髄の病気、頚椎症性神経根症や頚椎椎間板ヘルニアなどの椎骨・椎間板による神経の圧迫、胸郭出口症候群や手根管症候群などの末梢神経の圧迫、血行不良によって起こったと考えられる手のしびれは整形外科を受診します。その他の原因が思い当たる人は、まずは内科で相談してみましょう。指先のしびれは、重いものを運ぶ仕事をしている人やなで肩などの体型の人が発症することもあります。末梢神経の圧迫にもつながるので、思い当たる人は診察の際に医師に伝えてください。

むち打ち症は、交通事故の後遺症として知られています。一般的な症状として、首のしびれ・痛みがあげられますが、指先や手にしびれの症状が現れることもあります。軽度の場合、2~3週間ほど患部を固定することで症状は落ち着きます。しびれや痛みに気づかないこともありますが、きちんと受診して治療をしていないと、しびれや痛みが再発して後遺症として残ることがあります。むち打ち症によるしびれは、神経が圧迫されて神経障害を引き起こしている可能性があるので、その原因を取り除くことが特に重要です。

指先のしびれの対処方法

指先のしびれを感じたら、一過性症状、慢性症状を問わず、早めに受診してください。診察の結果によっては、医師から整形外科ではなく神経内科へと判断されることも考えられます。原因の判断が困難な場合は、総合病院で診察を受けましょう。

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