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過呼吸症候群

泣くと過換気(過呼吸)症候群になりやすい理由とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/11/22

内田暁彦先生

この記事の監修ドクター

目白MMクリニック 院長

内田暁彦先生

過換気を引き起こす原因はさまざまですが、ストレスなどが原因で起こるものを過換気(過呼吸)症候群と呼びます。ここではドクター監修のもと、泣くことと過換気の因果関係について詳しく解説します。

人間の感情には喜怒哀楽があり、さまざまな感情を抱くことで日々の生活にメリハリが生まれ、豊かなものになります。しかし、感情の極度な高揚によって呼吸のペースが乱れ、過換気に陥ることもあります。ここでは、泣くことによって起こる過換気症候群について解説します。

泣くことで呼吸器への刺激が高まり過換気を発症する

さまざまなストレスが過換気を引き起こす原因になります。泣くときに過換気を引き起こすこともあります。

過換気を招きやすいのは、声をあげて泣いたり、しゃくりあげるように激しく泣いたりといった場合です。激しく泣くような時はまず呼吸が深くなりやすくなります(過呼吸)。過呼吸の状態で呼吸数が減らないと、吸い込む酸素の量が多くなるため血液中の酸素量が高くなり、同時に吐き出す二酸化炭素の量が増えるために、逆に二酸化炭素の量が減っていきます。

血液中の二酸化炭素の量が減ると、呼吸困難はもちろん、全身のしびれやけいれん、意識障害が見られるようになり、立っていることすらままならなくなることもあります。

あわてず普段どおりの呼吸に戻すことが先決

このような、泣くことによって起こる過換気の状態は、激しく泣くことが多い子供によく見られます。泣くことによる過換気状態が起こった際は、安静な体勢を取り、ゆっくり息を吸い、ゆっくりと吐き、呼吸を落ち着けるようにしましょう。たとえば、自分が緊張しているときに、「深呼吸してリラックスすることが大事」とアドバイスを受けた経験が誰しもあることかと思います。

緊張を和らげる深呼吸と同じイメージで、しっかりと呼吸を整えることを意識しましょう。呼吸が安静になってくると同時に、体内の酸素と二酸化炭素のバランスも正常化していきます。

過換気(過呼吸)症候群にならないために、日ごろのストレスケアが大事

泣くことによる過換気については、上述した通りの要因によって起こりますが、不安な気持ちからパニック状態となり、過換気を引き起こす場合も考えられます。これは泣くことによる呼吸困難だけでなく、ストレスによる原因が含まれます。

詳しくは、『ストレスと過呼吸の関連性について』の記事も参考にしてみてください。

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