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介護保険・介護サービス

介護や生活機能訓練などを日帰りで提供する「通所介護(デイサービス)」

更新日:2016/11/01 公開日:2016/10/31

永井祐一郎

この記事の監修専門家

永井祐一郎

通所介護(デイサービス)は、利用者がデイサービスセンターなどの施設に通い、介護や生活機能訓練などを受けることができるサービスです。今回は、要介護1以上の方が利用できる通所介護について、専門家監修のもとで説明します。

利用者の自立した暮らしのために提供されるサービスが、通所介護(デイサービス)です。この介護サービスは「居宅にこもりがちな利用者の孤立を防ぐ」「心身の機能を維持する」「家族の介護負担を軽減する」ことなどを目的としています。では、具体的にどのようなサービスを受けることができるのでしょうか。

通所介護で受けられるサービスとは

利用者が日中に通所介護施設(利用定員19人以上のデイサービスセンターなど)に通う、通所介護(デイサービス)。施設は利用者の送迎を行い、日帰りで日常生活上の支援・生活機能訓練・口腔機能向上サービスなどを提供します。

利用者が一定の時間に施設に通うことで、介護する家族の精神的・肉体的な負担を軽くすることも通所介護の目的のひとつです。また、高齢者同士が楽しく交流できるグループ活動などが行われるため、孤立しがちな利用者も充実した時間を過ごすことができます。

通所介護の主なサービス内容

・食事や入浴

・健康チェック

・日常生活動作(ADL)訓練

・介護に関する相談・指導

・レクリエーション

・アクティビティ  など

通所介護の施設には、主に介護職員・生活相談員・看護師・機能訓練指導員・調理員・運転手などの職員がおり、さまざまなサービスを提供しています。

通所介護を利用できる対象者とは

通所介護(デイサービス)を利用できるのは、居宅(老人ホームなどの居室も含む)で生活する要介護1以上(要介護1~5)の認定を受けた方です。

要介護認定を受けるためには、まず申請が必要です。65歳以上で介護や支援が必要な状態であり、介護保険サービスの利用を希望する方は、いつでも申請ができます。40歳から64歳までの方は特定疾病(16種類)が原因の場合に限られるため、事前に主治医に相談してみましょう。

通所介護(デイサービス)利用までの手続き

介護保険制度下のサービスである通所介護(デイサービス)を利用するには、要介護認定を受けていることが必要です。まずは、お住まいの市区町村の担当窓口で要介護認定の申請をしましょう。

申請には、介護保険被保険者証(65歳以上の第1号被保険者の方)が必要です。40~64歳までの第2号被保険者の方が申請する場合は、医療保険証が必要になります。

申請後は認定調査(訪問調査)、主治医意見書の作成、審査判定(一次判定・二次判定)が行われ、申請から約30日後に認定結果が出ます。この要介護認定で「要介護1~5」と認められた場合は、通所介護(デイサービス)の利用が可能です。

通所介護を利用する際の注意点

通所介護(デイサービス)のほとんどは、単独もしくは特別養護老人ホームなど社会福祉法人の介護老人福祉施設で提供されています。通所介護は小規模から大規模までさまざまで、事業所や施設によって雰囲気も大きく違ってきます。時間・サービス内容などはもちろん、事前の見学で雰囲気・相性の良さも実際に確かめてから選ぶことが大切です。

通所介護の利用料は、事業所の規模やサービス提供体制、サービス内容などによって異なるため注意しましょう。また、要介護度に応じた利用料のほかに、食費やおやつ代、おむつ代などの費用が別途必要になります。費用に関しても前もって確認しておくと安心でしょう。

通所介護に関する相談は

通所介護(デイサービス)の設置主体は社会福祉法人や市区町村などです。どのような事業者や施設があるのか調べたい方は、各都道府県の「介護サービス情報公表システム」などから検索できます。

サービスを利用している方で、内容についての不明点などがある場合は、担当のケアマネジャー(介護支援専門員)や事業所の担当者に問い合わせてみましょう。もし話しにくいことや解決しないことがある場合は、市区町村の担当窓口への相談も可能です。

また、利用料の詳細については、市区町村の担当窓口・地域包括支援センター・ケアマネジャー(介護支援専門員)などにお問い合わせください。

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