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大切な命を失わないための「予防接種法」とは

更新日:2016/11/01 公開日:2016/10/31

国は各種疾病予防について、ワクチン接種などの対策を行っています。国内で実施されている疾病の種類や予防事業の内容について、社会福祉士監修のもと、ご紹介しましょう。

日本国内では、乳児や高齢者を中心にさまざまな疾病予防事業が行われています。特に定期予防接種については、どのような疾病が存在し、いつ受けられるのかなどを知っておくことが大切です。現在国内で行われている定期予防接種を中心に詳しく見ていきましょう。

「その他疾病予防事業(ワクチンなど)」の予防接種がある病気は

予防接種を実施している病気の種類は、以下です。

季節性インフルエンザ、ジフテリア、破傷風、百日せき、肺炎球菌感染症(高齢者)、結核(BCG)、日本脳炎、Hib感染症、麻しん・風しん、B型肝炎、肺炎球菌感染症(小児)、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)、ポリオ(急性灰白髄炎)、水痘、が対象です。

また、インフルエンザはB類疾病(主に個人予防に重点)とA類疾病(主に集団予防、重篤な疾病予防に重点)に分類されています。過去には痘そう(天然痘)の予防接種も存在していましたが、これについては現在定期接種を実施していません。

定期接種の対象者

それぞれの疾病の対象者については以下の通りです。

インフルエンザ

65歳以上の高齢者、もしくは60歳から65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方。または60歳から65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方。

結核(BCG)

生後5か月~8か月の期間に1回行われます。

肺炎球菌感染症(小児)

初回接種を生後2か月~7か月まで間に行い、その後27日以上の間隔をおいて3回行います。追加接種は初回接種終了後に3回目の接種を行ってから60日以上の間隔をおいて1回行われます。

ジフテリア・百日せき・破傷風

第1期:初回接種については生後3か月~12か月の期間に20~56日の間隔をおいて3回

(追加接種については3回目の接種を行ってから6か月以上の間隔をおいて1回)

第2期::11~12歳の期間に1回

ポリオ(急性灰白髄炎)

第1期:初回接種については生後3か月~12か月の期間に20~56日の間隔をおいて3回

(追加接種については3回目の接種を行ってから6か月以上の間隔をおいて1回)

麻しん・風しん

第1期:満1歳以上2歳未満

第2期:5歳以上7歳未満で、次年度に小学校に入学する人

日本脳炎

第1期:3歳のときに6~28日の間隔をおいて2回、その後おおむね1年の間隔をおいて(4歳のときに)1回

第2期:9歳のときに1回

Hib感染症生後2月から生後60月

初回接種が生後2か月~7か月まで間に接種を開始し、27~56日の間隔をおいて3回、追加接種については初回接種終了後に7か月~13か月後に1回行われます。

ヒトパピローマウイルス感染症

小学6年~高校1年生相当の女子

肺炎球菌感染症(高齢者)

平成26年10月1日より定期接種に追加された疾病です。

経過措置の対象者は、その年65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方です。また、60歳から65歳未満の方でも、日常生活がほとんど不可能な障害を持つ方も対象となります。

水痘

同じく平成26年10月1日より定期接種に追加された疾病です。

対象者は生後12か月~36か月までの赤ちゃんで、2回接種が行われます。

B型肝炎

平成28年10月1日より定期接種に追加された疾病です。対象者となるのは0歳児で、1回目が生後2か月、2回目が生後3か月、3回目が生後7~8か月に行われます。

「その他疾病予防事業(ワクチンなど)」を利用する流れ

各種定期予防接種については、国立感染症研究所スケジュールを公開していますので、それぞれのスケジュールを確認しつつ、受けられる時期が来たらすぐに受けましょう。接種は基本的に医療機関で行われます。赤ちゃんは、かかりつけの小児科などへ行けば接種が可能です。

「その他疾病予防事業(ワクチンなど)」の注意事項

紹介したように、定期接種を行っている疾病だけでも数多く存在します。特に赤ちゃんは自分の意思では受けに行くことはできませんから、ワクチンなどを両親が把握してスケジューリングを行う必要があります。自分や子供がいつ対象になるかなどをチェックしておきましょう。

「その他疾病予防事業(ワクチンなど)」についての問い合わせは

子宮頸がん予防ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症やその他感染症全般についての相談は、相談感染症・予防接種相談窓口があるので、そこで電話相談が可能です。自治体などが主導して行っている予防接種は市町村へ、赤ちゃんの予防接種については医療機関へ問い合わせるのがスムーズです。

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