スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

児童・高齢者・障がい者福祉

新しく母親・父親になる人の不安を解消する「出産・子育て応援事業」

更新日:2016/11/02 公開日:2016/11/02

各市区町村では、「出産・子育て応援事業」という名のもと、妊娠した人やそのパートナーを対象として、赤ちゃんを迎えるための準備をするためのさまざまなサービスを提供しています。それらのサービスについて、社会福祉士のもとでわかりやすくまとめました。

専門家との面談や父親教室

各都道府県は各市区町村に対し条例を制定し、妊婦健診を受診した人やそのパートナーを対象にした「出産・子育て応援事業」などのサービス充実を促しています。「出産・子育て応援事業」では、保健センターの保健師や助産師などの専門家と面談し、妊娠や出産に関する情報を提供してもらえ、妊娠生活や母子の健康に関して不安なことがあれば相談にのってもらえます。

専門家との面談は、基本的に予約制なので一人ひとりに十分に時間をとってもらえます。専門家と話ができるというだけでなく、各家庭のニーズに応じたきめこまやかな支援を目的としているので、心配事があれば遠慮なく相談しましょう。また、この面談を受けたあとは、10,000円分の「子育て応援ギフト券」などの妊娠・出産・子育てを応援する品をもらうことができます。

父親に向けた「父親教室」の開催

初めて父親になる人を対象とした「父親教室」が開催されている市区町村もあります。そこでは、赤ちゃんのお風呂入れの講習があったり、先輩である家族と話ができたり、男の人が妊婦の体験ができたりします。生まれてくる赤ちゃんの世話の練習をし、妊婦であるパートナーの生活について理解を深めることができる貴重な体験となるでしょう。

どのような人が対象になるか

面談・ギフト券配布

助産師などとの面談やこどもギフト券配布のサービスは、窓口に相談に訪れた妊婦の方が対象となります。

父親教室など

初めて妊娠した妊婦と、そのパートナーであり、同じく初めて父親になる人の両方を対象とした「父親教室」、祖父母が赤ちゃんを迎えるための準備をする「祖父母教室」といったサービスを提供している市区町村もあります。

「出産・子育て応援事業」のサービスを受けるには

産婦人科を受診

「出産・子育て応援事業」のサービスを利用するには、まず産婦人科で診察を受け、出産予定日を聞きましょう。

妊娠届

その後、各市区町村の役所の健康課、または保健センターや地域センターなどに出向き、妊娠届の手続きをします。母子健康手帳を受け取ります。保健センターで妊娠届の手続きをした場合は、そのまま同時に保健師や助産師と面談し、子育て応援ギフト券をもらうことができます。

妊娠届の電子申請

なお、なんらかの理由で妊娠届を提出しに行くことが難しい場合は、市区町村によってはパソコン、スマートフォンなどから電子申請することも可能です。お住まいの市区町村のホームページをチェックしておきましょう。

保健センター以外で妊娠届を提出した場合

地域センターなど、保健センター以外で妊娠届を提出した場合は、妊娠中に保健センターに出向き、助産師などと30分ほどの面談をすれば子育て応援ギフト券をもらうことができます。その場合は、保健センターに電話予約をし、母子手帳を持って行きましょう。

サービスを受けるための注意事項など

妊娠届をするときの持ち物

市町村区で妊娠届を提出する場合は、下記を持参しましょう。

・運転免許証や健康保険証といった、身分や住所を証明できるもの

・なんらかの理由で妊娠した本人が来られず、家族など代理の人が出向く場合は、委任状と代理の人の身分を証明できるもの

子育て応援ギフト券の対象外となるケース

また、下記のようなケースは、子育て応援ギフト券の対象外となる場合があります。

・保健師との面談する前に、妊娠が継続しなかった場合

・保健師との面談する前に、サービスを提供している市町村区から転出した場合

・すでに出産した人

・出産準備のため、里帰りしたなどのため保健師との面接ができない場合

・入院中などの理由で、面接ができない場合

問い合わせ先について

「出産・子育て応援事業」の保健師や助産師との面談サービスは、地域の保健センターで行われています。予約が必要なことが多いので、まずは電話してみましょう。父親教室は、主に各市町村のこども育成相談課、または各市町村の保健センターが担当しています。教室に参加したい場合は、電話で申し込みをしましょう。

児童福祉についての関連記事

児童・高齢者・障がい者福祉 サブテーマ

児童福祉 記事ランキング

fem.リサーチ