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胃腸炎

今すぐにでも始めたい!感染性胃腸炎の予防対策

更新日:2016/12/15 公開日:2016/12/15

石川一郎先生

この記事の監修ドクター

石川内科 副院長

石川一郎先生

感染性胃腸炎は病原体に汚染された食事の摂取や、感染者の便や吐物の処理などきっかけに感染します。そのため、普段から予防を心がけることが大切です。ここでは、すぐにでも活用できる予防対策について、ドクター監修のもと解説します。

細菌やウイルスなどの病原体により引き起こされる感染症の1つが感染性胃腸炎です。病原体の感染経路を知り、対策をしておくことで感染を予防しましょう。

感染性胃腸炎の原因と感染経路

感染性胃腸炎はノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因のものと、カンピロバクターやサルモネラなどの細菌が原因のものに分かれます。感染経路は病原体が付着した手で口に触れることによる感染や、汚染された食品を食べることによる感染があります。

予防方法

ロタウイルスによる感染症にはワクチンがあり、乳幼児を中心に受けることができるので、予防が可能です。ノロウイルスや細菌性の病原体にはワクチンがないため、日常生活で常に予防を心がけることが大切です。誰でもすぐできて、効果的な予防対策は以下になります。

手洗い

感染性胃腸炎を予防するためのもっとも有効な感染予防対策は、手洗いです。病原体は感染者の便に多く含まれているので、家庭や施設のトイレは常に清潔に保ち、ドアノブや手すりなど多くの人が触れる場所は消毒をするようにしましょう。トイレの後や調理・食事の前には石けんと流水でしっかりと手洗いすることも重要です。また、爪を短く切り、手を洗う時は腕時計や指輪を外します。洗い終わったら、清潔なタオルまたはペーパータオルで拭きます。タオルを共用にしないことも予防対策の1つです。

消毒

塩素系漂白剤を使用し、トイレのドアノブや調理器具などを消毒するようにします。汚れた衣類は、家庭用塩素系漂白剤につけて消毒し、他の洗濯物とは別に洗濯するようにしましょう。色落ちする衣類などは、下洗い後に熱湯やスチームアイロンなどの85℃以上の蒸気で1分以上消毒します。また、感染者の嘔吐物や便を処理する際は、使い捨てのゴム手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水でしっかり手洗いをします。

調理

ウイルスに汚染されている可能性がある食品や加熱が必要な食品は、中心温度が85℃から90℃で90秒以上の加熱が必要です。カキなどの二枚貝を調理するときは中心部までよく加熱するようにします。まな板や包丁、食器なども消毒しておくと安心です。

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