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薬の成分

プロメタジンメチレンジサリチル酸塩

更新日:2017/03/29 公開日:2016/12/22

三星壮太朗

この記事の監修専門家

薬剤師

三星壮太朗

薬の成分プロメタジンメチレンジサリチル酸塩の効能・効果、副作用、使用上の注意を、薬剤師による執筆・監修で解説します。

アレルギー疾患にはあまり使用されず、筋肉のこわばり、手のふるえなどの症状があるパーキンソン病に主に用いられます。作用は緩和で抗コリン作用が強いという特徴があります。抗コリン作用とは、アセチルコリンという体のさまざまなところで副交感神経神経(リラックスさせる方向に働く自律神経)を刺激し、神経と神経の橋渡しを遮断してしまう作用です。

効能・効果

この成分は、抗コリン作用により、筋肉のこわばり、手のふるえなどのパーキンソニスムの症状を和らげます。また、血管運動性浮腫、動揺病(乗り物酔い)の改善や麻酔前投薬、人工(薬物)冬眠にも用いられます。あまり使用されませんが、感冒などの上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・せき、枯草熱(花粉症)、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹)、蕁麻疹にも用いられます。

副作用

主な副作用は便秘・口渇・尿閉・眼圧上昇・目のかすみ・眠気・認知機能低下(せん妄)などがあげられます。肝障害(全身けん怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)なども報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師、薬剤師に相談しましょう。

使用上の注意

眠くなることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作は避けましょう。アルコール(飲酒)は成分の作用を強めることがありますので注意してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。治療を受ける年齢・症状により適宜増減されますので、必ず指示された服用方法を守ってください。

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