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タバコを吸うと痰(たん)が絡む原因は?

更新日:2017/03/08 公開日:2017/02/28

タバコを吸うとの量が増える原因について、ドクター監修の記事で解説します。タバコは百害あって一利なしといわれるとおり、さまざまな重大な病気を引き起こす原因となります。その症状の1つがである場合があります。

タバコを吸う人は痰(たん)がよく絡みます。その原因はなんなのでしょうか。喫煙者が考えなくてはならない痰の問題について解説します。

タバコを吸うと痰が出やすい

痰には、体内に入り込んできたほこりやウイルスといった異物を、身体の外に排出する役割があります。タバコの煙には有害物質が含まれているため、外に出そうと咳や痰が出るのは自然な生理現象です。また、気管の粘膜は細かな線毛で覆われており、気管支に入ってきた異物を外に運び出す働きをしています。しかし、タバコの刺激により線毛が炎症を起こして機能が低下してしまうことがあります。有害物質を外に出す機能が正常に働かなくなると、肺や気管が汚れてしまうので咳や痰をたくさん出して排出しなければならなくなります。これが、タバコを吸うと痰が増える理由です。

タバコを吸っている人の痰は黒っぽい

喫煙者はタバコのヤニの影響で、茶色や黒色の痰が出ることがあります。ただし、実際にはヤニの色ではなく、病気が原因で痰に血が混ざっている可能性もあります。

血が混ざっている痰は、茶色もしくは黒っぽい色になります。このような血痰が出る病気としてあげられるのは、肺がんや肺梗塞症、肺結核などです。気管支の粘膜が炎症を起こしているケースも考えられますが、痰に血が混ざっている場合には重篤な病気の可能性が高いので、すぐに医療機関を受診してください。

他にも、タバコを吸っていると慢性閉そく性疾患や気管支喘息など、さまざまな病気を引き起こすリスクが高まります。どれも痰が増えるのが特徴的な症状です。

痰を防ぐためにも禁煙を

痰が気になったら、できる限り禁煙することをおすすめします。禁煙がどうしても無理ならば、せめて本数を減らす努力をしましょう。禁煙すると線毛活動が正常化して活発になるので、咳や痰が増えるかもしれません。しかし、それはタバコにより低下していた機能が復活している証です。禁煙により一時的に咳や痰が増えても心配する必要はないでしょう。

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