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ノロウイルス

ノロウイルス感染症とは

更新日:2017/12/14 公開日:2017/01/30

ノロウイルスは、強力な感染力を持つウイルスとして危険視されており、時に集団感染をも引き起こします。本記事では、ノロウイルスの概要や症状、感染経路などについてドクター監修の記事で解説します。

ノロウイルスは、特に冬場の季節に感染者の報告が多く見られる感染症で、時に集団感染をも引き起こすため、学校や会社などでは危険視されています。本記事では、ノロウイルスはどのようなウイルスであり、どのような症状や感染の特徴があるのかについて解説していきます。

ノロウイルスとは

1968年、アメリカ、オハイオ州ノーウォークの小学校で急性胃腸炎が集団発生しました。その際に患者から検出されたウイルスが、現在のノロウイルスの語源となっています。初期では、発生した土地の名前をとって、ノーウォークウイルスと呼ばれていました。しかし、その後の研究で、非細菌性の急性胃腸炎を起こす小型球形ウイルスは2種類あることがわかり、2002年に国際ウイルス分類委員会にて、一方をノロウイルス、もう一方をサポウイルスという名称を正式採用することに決定されました。

なお、ノロウイルスは複数の遺伝子の型を持つことと、培養細胞でウイルスを増殖できないことから、食品中に存在するウイルスの検出が難しいとされています。そのため、食中毒による原因の特定も困難なウイルスです。

ノロウイルス感染症の症状

ノロウイルスに感染することで起こるノロウイルス感染症の主な症状は、嘔吐と下痢、そして腹痛です。特に、ノロウイルス感染症は、急に強い吐き気に見舞われるのが特徴です。なお、他のウイルス性の病気と比較すると軽度ではありますが、発熱をともなうケースもあります。

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスの感染経路は、人がノロウイルスに汚染された食べ物や飲み物を口にすることによる経口感染と、感染した人の吐物や便を口にすることによる接触感染・飛沫感染(ひまつかんせん)があります。飛沫感染は、汚染された吐物や便が乾燥し、空気中に舞い上がったものが口から入ることで起こります。

ノロウイルスの潜伏期間

ノロウイルスは、感染してすぐに症状を引き起こすわけではありません。一般的に、1日から2日の潜伏期間があるとされています。

ノロウイルス検査方法

ノロウイルスは、病院での簡易な検査キットでも検出できますが、確実にノロウイルスの有無を確かめるには不向きです。より確実な方法としては、行政機関、または研究機関での遺伝子検出による診断でウイルスを検査する方法があります。

ノロウイルスの予防法

ノロウイルス感染症は、口にウイルスが入ることで発症する病気です。手洗いや消毒を徹底すること、健康管理に気を配ることが大切です。

気をつけるべき食べ物

特に牡蠣を含めた貝類はノロウイルスに汚染されている可能性の高い食べ物です。85度以上でしっかり加熱してから食べるようにしましょう。

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