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ノロウイルス

乳幼児がかかりやすいロタウイルス感染症とは

更新日:2018/05/16 公開日:2017/04/01

ロタウイルスに感染すると、急性の胃腸炎を起こします。乳幼児に多く、下痢や嘔吐などの症状があらわれるため、脱水症状に注意しなければなりません。ここでは、ロタウイルスについての基礎知識を、ドクター監修の記事で解説します。

ロタウイルス感染症は、多くの乳幼児が経験します。主な症状は下痢や嘔吐ですが、初めて感染した際は症状がとくに重く、脱水症状を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。ロタウイルス感染症の特徴や感染経路、治療などについて、詳しくみていきましょう。

乳児の感染がよくみられるロタウイルスとは?

ロタウイルスは、直径約100ナノメートルのRNAウイルスで、車輪の形に似ています。エンベローブを持たないため、アルコール消毒の効果が薄いウイルスです。感染すると急性の胃腸炎を引き起こします。

ロタウイルス感染症の特徴

ロタウイルス感染症は、感染力が強く、2~5月に流行する傾向があります。乳幼児の感染が多いウイルスですが、大人でも感染する場合があります。感染後、1~4日ほどの潜伏期間があり、症状は突発的にあらわれます。とくに、水のような便が1週間ほど続きますので、脱水症状も起こりやすいのが特徴です。また、初回感染のときに、もっとも重い症状があらわれます。

ロタウイルス感染症の症状

ロタウイルス感染症の症状は嘔吐や下痢で、とくに、白っぽい米のとぎ汁のような便が出ます。便は、酸味のある匂いが特徴です。最初の1~2日は39℃以上の発熱をともなう場合もあります。嘔吐は1~2日程度でおさまりますが、下痢は5日~1週間程度続きます。まれに、けいれんや脳症、心筋炎、肝機能障害が起こることもあり、注意が必要です。

詳しくは、『ロタウイルスに感染した場合にあらわれるおもな症状』をご覧ください。

ロタウイルス感染症の感染経路

ロタウイルスの感染は、経口感染です。人が、ウイルスに汚染された水や食べ物を口に入れてしまうケースや、ウイルスが付着したものに触れ、そこから口に入ってしまうケースもあります。また、感染した人の便の中には大量のウイルスが含まれているため、2次感染の原因になります。

詳しくは、『潜伏期間もある!ロタウイルスの感染メカニズムと予防方法』をご覧ください。

ロタウイルス感染症の予防接種

ロタウイルス感染症は、ワクチンの接種で重症化を予防できます。認可されているワクチンは、2回接種が必要な単価ワクチンと、3回接種が必要な5価ワクチンの2種類です。どちらも乳児のうちに、任意で予防接種を受けられます。予防接種の期間は決まっているので注意してください。

詳しくは、『ロタウイルスの予防接種(ロタウイルスワクチン)の基礎知識』の記事も参考にしてください。

ロタウイルス感染症の治療法は?

ロタウイルス感染症はウイルスによるものなので、抗菌薬や止瀉薬などの薬物投与は行われません。一般的な治療は、嘔吐や下痢による脱水症状に対しての、水分や電解質の補給です。重症の場合は点滴で、中度や軽度の場合は、経口補水液が用いられます。

詳しくは、『予防法はある?ロタウイルス感染症の検査や治療について』をご覧ください。

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