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ノロウイルス

ロタウイルスに感染した場合にあらわれるおもな症状

更新日:2018/05/16 公開日:2017/04/01

ロタウイルスは急性胃腸炎を起こします。ウイルス感染から1~4日後に突然、嘔吐や下痢がおこり、水のような便が出ることが特徴です。ここでは、ロタウイルスに感染した場合に起こる症状を、ドクター監修の記事で解説します。

ロタウイルスに感染すると、嘔吐や白い水様便、または、白っぽい黄色便や緑色便、発熱などの症状があらわれます。1~4日程度の潜伏期間の後、突然嘔吐や下痢が始まるため、動揺してしまう人も多いかもしれません。また、他のウイルス性胃腸炎にくらべて、脱水のリスクが高いのも特徴です。本記事では、ロタウイルスの症状について確認していきます。

ロタウイルス感染症のおもな症状

ロタウイルス感染症のおもな症状は、嘔吐と下痢です。嘔吐は1~4日の潜伏期間後から始まり、1~2日程度続きます。このとき、発熱をともなう場合もあります。そして、米のとぎ汁のような白い水様便が5日程度続くのが一般的な症状です。他のウイルス性胃腸炎よりも、下痢が長引く傾向があるため、とくに脱水に注意する必要があります。

まれに、けいれんや脳症のほか、心筋炎、肝機能障害を発症することもありますので、様子がおかしい場合には、すぐにドクターに相談してください。

ロタウイルス感染症と間違えやすい病気はある?

ロタウイルス感染症とよく似た症状があらわれるものには、他の感染性胃腸炎やインフルエンザなどがあります。

他のウイルスによる感染性胃腸炎

ロタウイルスと似た症状が出るものに、ノロウイルス感染症があります。ノロウイルス感染症も嘔吐や下痢がおもな症状となりますが、感染から発症まで1~2日と、ロタウイルスより短いという特徴があります。ただし、基本的な対策は、脱水症状に注意するなど共通しています。

細菌性感染胃腸炎

カンピロバクターやサルモネラ、大腸菌などの細菌に感染した場合にも、嘔吐や下痢などの近似した症状があらわれます。細菌性感染胃腸炎の場合、高熱や腹痛のほか、血便をともなうこともあるのが特徴です。細菌性感染胃腸炎は重症化しやすいケースもあるため、感染のおそれがある場合は、すぐに受診しましょう。

インフルエンザ

インフルエンザにかかったときにも、嘔吐や下痢などがあらわれる場合があります。しかし、インフルエンザは、高熱が突然出ることが多く、強い悪寒や関節痛を併発しやすいという特徴もあります。

ロタウイルス感染症は便の検査で判明する

ロタウイルス感染症は症状のみから特定することができず、便の検査によって、ロタウイルス感染症であるかどうかを判断します。おもに用いられている検査方法は、イムノクロマト法という検査で、15~20分で結果がわかります。ただし、ウイルスの種類によっては、感染していても反応があらわれません。詳細な検査が必要とされる場合には、ウイルスRNAを抽出するという方法があり、この方法であれば遺伝子解析が可能です。

ロタウイルス感染症のときの食事はどうする?

食事は、吐き気がおさまってから摂取できるようになります。赤ちゃんの場合、脱水症状を治療するために経口補水液を飲ませている間でも、母乳やミルクも同時に飲ませることが可能です。脱水症状が改善されれば、食事で下痢を酷く起こさなくなるので、幼児や大人の場合は、脂肪や糖分が極端に多い食事でなければ、摂取しても大丈夫です。栄養をきちんととり、早期の回復をめざしましょう。

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