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不整脈

不整脈予防のために気をつけたい食事

更新日:2018/05/29 公開日:2016/11/30

この病気・症状の初診に向いている科
循環器内科

不整脈は加齢や心臓疾患などが原因としてあげられますが、生活習慣によっても生じるものとされます。重大な心臓疾患につながりかねない、不整脈を予防するための食事に関する記事をドクター監修のもとお届けします。

軽い不整脈は誰でもちょっとしたストレスなどで生じるケースがあるとされます。しかし、重大な心臓疾患につながりかねない危険な不整脈もあります。ここでは、特に食事の点から不整脈予防について考えます。

日常生活から予防したい不整脈

不整脈の原因の多くは心臓疾患にありますが、心臓に病気がない方でも日常生活の不摂生や加齢による体の衰えにより、不整脈が出てしまうことはあるようです。神経が乱れると心臓機能や血流にも影響が出るということで、生活習慣病の予防は不整脈の予防にもつながってくるので日常生活を健康的なものにすることが大切です。

日常生活を健康的に、ということは食事や睡眠なども含まれますが、ストレスマネジメントも重要です。ストレスによる自律神経の乱れで不整脈など体の不調を感じる方も多いようです。現代社会で、人間関係や仕事のストレスをゼロにすることは難しいとは思います。しかし、過度なお酒やたばこなどに不健康な習慣に頼らず、上手にストレスと付きあう方法を身につけるようになさってください。

不整脈予防の観点でよくない食事

不整脈を予防するという点では、以下のような食事がよくないとされます。

動物性脂肪の多い食事

脂肪の多く含まれる肉類中心の食事、揚げ物などを食べ過ぎないようにし、悪玉コレステロール値の上昇を予防することがよいとされます。動物性脂肪の多い食事は動脈硬化にも大きな影響を与えるとされ、血管の健康を考えるなら考え直したほうがよいでしょう。普段食べている食事の献立を一度見直してみて、ハンバーグやかつ丼など、肉をメインにした食事ばかりに偏っていないか確認してみてください。

高血糖につながる食事

高血糖を招く食事は、甘いお菓子だけではありません。炭水化物のとりすぎも血糖値を上げるということで、肉類などを控えるかわりにごはんを大盛にするような食事もよくないようです。最近は食後の血糖値上昇をゆるやかにするとされる特定保健用食品、機能性表示食品もあるのでこうしたものを活用するのも手です。

塩分や食品添加物の多い食事

外食の多い方や、コンビニでの食事やインスタント食品ですませることが多い忙しい方は塩分や食品添加物のとりすぎに気をつけたほうがよいといわれます。

カフェインの多いもの

神経に影響を与えるとされるカフェインも、とりすぎないように注意したい成分となります。食事でカフェインをとることはあまりないかもしれませんが、コーヒーやチョコレートなどが好きな方はカフェインが多くなり過ぎないよう気をつけたいですし、実はお茶にもカフェインは含まれます。紅茶・緑茶などはカフェインを含んでいますが、麦茶などノンカフェインのお茶もあります。

アルコール

飲酒については、常識的な範囲であれば特に禁酒をする必要はないと考えられているようです。ただし飲酒をするときは、どうしても塩分の高いつまみや食事を一緒に食べてしまいがちではないかと思います。飲みすぎに注意することはもちろんのこと、できるだけ健康的なつまみを用意するなど食べ合わせについても考えるのがおすすめです。

不整脈予防で積極的にとりたい食品

不整脈予防の観点から、積極的にとりたい栄養素、そしてその栄養素を多く含む食品をピックアップします。

ビタミン類

自律神経を整えてくれる作用があるとされるビタミンAやビタミンB群、ビタミンEなどはおすすめの栄養素となります。こういったビタミン類を多く含む食品の代表格は、やはり緑黄色野菜です。緑黄色野菜は普段から意識してとらなければ、日常的に一日の目安量を摂取することが難しいこともあります。食事の際にはできるだけ野菜を含んだサラダや小鉢などを食べるよう心がけるなど、ビタミン不足に陥らないよう意識することが大切になります。

カルシウム

ストレスによる自律神経の乱れを抑えるという点で、カルシウムはいらいらを抑えるのに効果的といわれています。ですから、カルシウムを多く含む牛乳や乳製品、ひじきといった食べ物はおすすめできます。牛乳アレルギーのある方や乳製品が苦手な方も少なくないと思いますが、カルシウムは乳製品以外からも摂取することが可能です。サプリメントなども販売されていますし、実は小松菜などの野菜もカルシウムが多く含まれることが知られています。

食物繊維

食事が肉類に偏りがちな方も、肉類や脂肪分の多い食事を食べる前に食物繊維を摂取することで糖類、脂肪分の吸収を抑える効果が期待できます。肉や炭水化物の前に海藻サラダやきのこ類などを食べることが推奨されます。わかめなどの味噌汁も食物繊維を含みますが、塩分の過剰摂取には気をつけたいところです。

バランスのとれた食事は、不整脈予防はもちろん健康維持全般に役立ちます。ただ、食事に気を配りすぎてストレスをためては元も子もありません。完璧なバランスがとれた食事をと考えすぎず、まずはできることから少しずつ改善していくようにしてはいかがかと思います。

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