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糖尿病

日本人に多い?2型糖尿病の予防法とは?

更新日:2017/04/11 公開日:2016/11/30

糖尿病は慢性的な高血糖状態が続く病気で、放置すると恐ろしい合併症を招くこともあります。さまざまな要因で引き起こされるので注意が必要です。今回は、日本人に多いといわれる2型糖尿病の予防法をドクター監修の記事で解説します。

糖尿病には、いくつかの種類がありますが、中でも2型糖尿病は生活習慣や食生活、運動習慣などが発症に関わっています。もっとも発症する可能性が高い糖尿病といえるので、どのような原因で発症するのか確認しておきましょう。

糖尿病とは

糖尿病は、血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が高い状態が続く病気です。食事で摂取した糖質は、胃や腸でブドウ糖に分解されて体内へ吸収されます。ブドウ糖は、血液中に移行して全身へと運ばれます。そして、インスリンというホルモンによって細胞に取り込まれることで、エネルギーに利用されます。また、過剰なブドウ糖は、インスリンによって体内に脂肪として蓄積されます。糖尿病の状態では、インスリンの分泌量の減少や作用の低下が起きているので、血液中のブドウ糖が多くなります。

糖尿病の種類

糖尿病には、次のような種類があります。

●1型糖尿病

インスリンはすい臓のβ細胞から分泌されますが、β細胞が破壊されてインスリンの分泌量が著しく低下、もしくは全く分泌されなくなることで起こります。

●2型糖尿病

インスリンの分泌量が低下するものと、肝臓や筋肉がブドウ糖を吸収しにくくなるものがあります。

●なんらかの病気が原因になる糖尿病

遺伝子の異常、すい臓や肝臓などの病気、免疫の異常などさまざまな原因によって糖尿病になる場合があります。また、薬剤による作用で糖尿病になることもあります。

●妊娠糖尿病

妊娠中に、糖尿病とまではいえない程度の血糖異常が発見された場合は妊娠糖尿病と診断されます。

糖尿病の症状

初期の糖尿病では、目立った症状が現れません。また、2型糖尿病は少しずつ進行していくので、ほとんどの人が発症に気づくことができないといわれています。糖尿病が進行すると、次のような症状が現れます。

尿量や排尿の回数の増加

高血糖状態では、腎臓が血液中の過剰なブドウ糖を尿と一緒に排泄しようとするため、尿量や排尿の回数が増加します。

のどの渇き

尿量が増えると体内の水分量が減少するので、のどの渇きを訴える方が多いです。のどが渇いているからといってジュースなどを飲むと糖尿病が悪化してしまうので、水やお茶などを飲みましょう。

食べていても痩せる

糖尿病によってブドウ糖をエネルギーに利用できなくなると、代わりに脂肪や筋肉が分解されてエネルギーに利用されます。そのため、食べていても自然に痩せるようになります。

だるくなったり疲れやすくなったりする

エネルギー不足になることで、倦怠感が続いたり、疲れやすくなったりします。

糖尿病の予防法

日本人の糖尿病のほとんどは2型糖尿病だといわれています。2型糖尿病の原因は過食や運動不足、ストレスや加齢、内臓脂肪型肥満、体質などです。2型糖尿病を予防するために、取り除ける原因を取り除くことが大切です。

糖尿病を予防するための食生活

肥満を防ぐために、食事は腹八分目に留めておきましょう。また、時間をかけてしっかりと噛んで食べたり、野菜など低カロリーなものを最初に食べたりといった工夫が必要です。また、だらだらと時間をかけて食べることも、糖尿病を招く原因になります。食後はインスリンが分泌されますが、だらだらと時間をかけて食べたり間食をしたりすると、インスリンが規則正しく分泌されなくなるため、すい臓に負担がかかります。1日3食規則正しく食べるとともに、食事から次の食事までは5~6時間空けることが大切です。

また、食物繊維は糖の吸収を遅らせて血糖値の上昇を緩やかにするので、先に野菜や海藻、きのこや豆類などを食べましょう。逆に、炭水化物は血糖値を急激に上昇させるので、白米やうどんなどを多量に食べないよう注意が必要です。また、うどんよりも蕎麦、精白米よりも玄米、食パンよりもライ麦パンの方が血糖値を上昇させにくいのでおすすめです。

糖尿病を予防するための運動習慣

運動をすると血液中のブドウ糖が消費されます。そのため、運動後は血糖値が低下します。また、継続的な運動は筋肉の発達をもたらして、インスリンの感受性を高めることがわかっています。つまり、インスリンが効きやすくなり、血糖値を下げやすくなるということです。全身の筋肉をバランスよく鍛えられるウォーキングなどを行いましょう。1日15~30分間のウォーキングを、週に3~4日以上行うことをおすすめします。また、食後1時間が経過した頃から運動すると効果的だといわれています。

糖尿病を予防するための生活習慣

アルコールには多量の糖が含まれているので、血糖値の急激な上昇を招きます。また、睡眠不足やストレス、喫煙などは、血糖値を上げるホルモンやインスリンの作用を下げるホルモンの分泌を促進させるので注意しましょう。

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