美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

大人ニキビに効くビタミンC誘導体の効果

更新日:2017.08.04
公開日:2013.09.10
ドクター画像
この記事の監修者
かくた皮膚科クリニック 院長 角田美英

ビタミンC誘導体とビタミンCの違いはどこにあるのでしょうか。また、その特徴と効果を知っていますか?ここではドクター監修の記事で、ニキビケアにおすすめの、ビタミンC誘導体についてご説明します。

ニキビケアに使える成分として、ビタミンC誘導体があります。ビタミンC誘導体をどのように使用すればニキビケアに有効なのか詳しく見てみましょう。

ビタミンC誘導体の肌への効果と特徴

ビタミンC誘導体とは、ビタミンCと似ていますが、異なるものです。簡単にいえば、ビタミンCは肌に吸収されにくいところがあるので、それを肌に浸透しやすい形に改良したものが、ビタミンC誘導体です。

ビタミンCは、安定性に欠け、酸化されやすいという特徴があります。たとえ、肌に塗ったとしても、肌のバリア機能によって、ほとんど吸収されないのです。一方、ビタミンC誘導体は、角質層への浸透力があり、お肌に吸収された後、酵素反応によってビタミンCに変化します。

ビタミンC誘導体のニキビや美肌への効果

ビタミンC誘導体が肌に浸透すると、メラニン色素の生成を抑制し、色素沈着を防いだり、すでにできてしまったシミやそばかすを消したり、薄くしたりすることができるといわれています。この美白効果の他にも、肌のハリを保つコラーゲンを増やす働きもあります。このように、ビタミンC誘導体にはすぐれた美肌効果が豊富にあり、近年非常に多くの注目を集めています。

このビタミンCがニキビによいといわれているのは、抗炎症作用と、皮脂分泌抑制作用にあります。過剰な皮脂分泌で毛穴が詰まってしまってできたニキビも、ビタミンC誘導体を塗ることでよくなるといわれており、毛穴も引き締まるのです。

ビタミンC誘導体は化粧水の前につける

このビタミンC誘導体のおすすめの使い方としては、基本的には洗顔の後、化粧水をつける前に使うという方法です。その後、化粧水、乳液、美容液と順番につけましょう。ときには、集中ケアとしてビタミンC誘導体で部分的にコットンパックをするとよいでしょう。肌の水分と油分のバランスが整えられ、キュっと引き締まった肌が期待できます。

また、ビタミンC誘導体は、原液か粉末を精製水で薄めて自分で化粧水を作ることもできます。濃度を調整しながら、自分の肌に合ったものを作ってみるのもおすすめです。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座