ささくれが悪化すると感染症になることも!
よくある指先のトラブル「ささくれ」。ささくれを指で引っぱったり、ストッキングなどに引っかけてしまうと、皮膚が余計に割けて傷が広がってしまいます。そこから菌が入り、炎症を起こすと、腫れたり膿が溜まって激しく痛む場合も!
「たかがささくれ」と軽視せず、見つけたらなるべく早く正しい処理を行いましょう。
ささくれの正しい処理方法
(1)ささくれを切る道具を消毒
細かいところのカットに適した、小回りの利くネイルニッパーや眉用のハサミなどを準備し、アルコールや消毒薬で殺菌します。
(2)ささくれを根元からカット
ささくれ周辺もアルコールや消毒薬で消毒したら、ささくれを根元からカットします。手がぶれて、掴んだささくれを引っ張ってしまわないように注意しましょう。
(3)軽度ならしっかり保湿、傷がある場合は絆創膏などで保護
ささくれをカットしたら、傷口がない場合はキューティクルオイルなどを塗ってしっかり保湿。傷がある場合は軟膏などを塗って絆創膏で保護しましょう。
自宅でのささくれ・手荒れ対策については、「正しいハンドクリームとキューティクルオイルの塗り方」をご参照ください。
また、そもそもなぜ指のささくれができるのかについては、「指のささくれの原因と予防法」でご紹介しています。
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