アメリカのテレビドラマ『Sex and the city』の影響もあり、ブラジリアンワックスは日本でも人気のあるアンダーヘアの脱毛方法のひとつになりました。
今までは、ブラジリアンワックスは専用のサロンで行うのが常識でしたが、最近はセルフ処理用が発売されるなどの影響で、セルフでブラジリアンワックスをしている女性が増えています。
ここでは、自宅でのブラジリアンワックスの処理方法と危険性について解説します。
ブラジリアンワックスとは
アメリカでは一般的な脱毛方法で、VIOラインのアンダーヘアにワックスを塗って固め、ワックスと一緒に毛を引き抜きます。
アメリカでは専門サロンが多く、サロンに通うのが一般的です。サロンでは15分くらいで処理が終わり、プロが行うことにより痛みも少なく、仕上がりが美しいと言われています。
ブラジリアンワックスの効果
ブラジリアンワックスは永久脱毛ではないため、アンダーヘアが完全になくなることはありません。再び伸びてくる期間に個人差がありますが、約6週間間隔で処理をする必要があります。
カミソリで剃る処理などに比べると処理が不要な期間が長いものの、サロンに通い続ける必要があるために、自宅で処理したいと考える人もいるようです。
ブラジリアンワックスでの自己処理のメリット・デメリット
ブラジリアンワックスでのセルフ脱毛のメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。以下に具体的に記載します。
メリット
- レーザー脱毛に比べると、コストが安い
- 毛根から引き抜くため、カミソリや電気シェーバーで処理するよりも仕上がりがキレイ
- 毛が生えてくるのに約6週間の期間があり、カミソリなどよりもお手入れの回数が少なくて済む
- 広い面積を一気に処理することができ、毛抜きで抜くよりも短時間で処理が完了する
デメリット
- お肌への負担が大きく、出血や毛穴の炎症、埋没毛などのトラブルを引き起こしやすい
- ワックスと同時に、毛のない部分の皮膚の角質も一緒に剥がしてしまう
- 慣れないと処理が難しく、失敗する人が多い
- 完全に脱毛するわけではないため、定期的に処理する必要がある
上述の通り、メリットはコストや手軽さですが、失敗してサロンに駆け込む人も多いと言われています。
また、安全面ではお肌への負担が大きく、トラブルが起こりやすいため、コストなどの条件に問題がないのであれば、クリニックや信用できるサロンで脱毛をする方がオススメです。
ブラジリアンワックスの基本的な処理方法
- ワックス、ヘラ、シートを用意する。
- 脱毛したい部分にヘラでワックスを塗る。
- 毛の流れに逆らってシートを一気にはがす。
工程だけ見ると簡単そうに思いますが、ワックスの種類やヘアの量などで塗り方は人それぞれですし、抜く場所のみにワックスを塗るのも体勢にもよりますが、かなり時間がかかります。
そして皮膚がのびないようにシートをぴたりと貼るのも至難の業ですし、気合を入れて一気に抜くという全工程をすばやく行うのは難しく、サロンのように15分で完了とはいかないでしょう。
ブラジリアンワックスでのセルフ脱毛は肌トラブルが多いため、オススメはできません。
特にブラジリアンワックスは自己処理するにはある程度の技術が必要になります。できれば信頼できるサロンを探すか、何度かサロンに通い、正しいやり方を学んでから自宅で処理することで、肌トラブルを防げるでしょう。
処理後に肌トラブルが発生した場合は、我慢や放置をせず、悪化する前に早めに皮膚科を受診しましょう。
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