たるみ・ほうれい線の原因とケア方法
できてしまったほうれい線(法令線)の消し方・解消法
更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/01
この記事の監修ドクター
赤坂ビューティークリニック 院長
青山秀和 先生
加齢やその他のさまざまな影響によりできてしまったほうれい線を、ホームケアで完全に消すのは難しいことです。しかし、現在のほうれい線の状態を改善することは可能です。今回は、ほうれい線の主な原因である「たるみ」と「乾燥」に絞って、できてしまったほうれい線の改善方法をご紹介します。
たるみが原因のほうれい線とその対処方法
(1)むくみを改善するツボ押し
顔のリンパの流れが滞ったり、水分がたまったりするとむくみの原因になります。むくんで皮膚のすぐ下に水分がたまると、その重さによって、さらにたるみが起こるようになります。まずはリンパの流れを良くするために、以下のような「ツボ押し運動」をしてみましょう。
- 下唇のすぐ下の部分を人差し指で押しながら「1、2、3、4」とカウントします。
- 次に口角の部分を押し、同じようにカウントします。
- 鼻の下、小鼻の脇、頬骨に沿って耳の前までツボを押していき刺激します。
(2)表情筋の衰えを防止するフェイスエクササイズ
表情筋を鍛えることによって、ほうれい線は解消されていきます。箸をくわえるフェイササイズが効果的です。
- 箸をくわえる
- 上下の唇をつけたまま、唇を横に引く
- そのまま5秒間キープ
- 唇を付けたまま、口角だけを「にっ」と上げて微笑み、5秒キープ
- 最後に口角を上げ、歯を見せて笑う
わざわざフェイスエクササイズをしなくとも、笑うことは表情筋を鍛えることになります。普段の生活から笑ったり、喋ったりして表情筋を鍛える生活をしてみてください。
皮膚の乾燥が原因のほうれい線とその対処法
加齢により肌の角質層にあるセラミド(細胞間脂質)や天然保湿因子(NMF)の量が少なくなってきます。すると角質層内の水分保持能力も低下し、肌の弾力が失われ、ほうれい線が深く刻まれてしまう原因になります。
肌の乾燥はほうれい線の天敵です。肌が乾燥しないように保湿を心掛けることが、ほうれい線を改善するための手段の一つなのです。
乾燥肌の予防にはしっかりとした保湿が大切になります。保湿効果の高い化粧水にセラミドやヒアルロン酸配合のものがあります。セラミドやヒアルロン酸は人の肌に存在する成分ですので、肌になじみやすく保水力が高いとされています。
また、季節によっては加湿器などを使って、適度な湿度を保つようにすると良いでしょう。
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