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30代からのオールインワン化粧品の正しい選び方

更新日:2017.03.28
公開日:2014.07.01
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この記事の監修者
クリントエグゼクリニック 医師 黒田愛美

「お肌の曲がり角」という言葉があるように、30代からお肌は老化の一途をたどります。これを防ぐためにも、30代からは特別なスキンケアが必要となりますが、30代に適したオールインワン化粧品とはどのようなものでしょうか?その選び方について、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

30代からのオールインワン化粧品の正しい選び方

30代になるとお肌は急激に老化する

その昔、某化粧品メーカーが作った「25歳はお肌の曲がり角」というキャッチフレーズが流行しましたが、実際に20代後半から肌が変わるという女性が多いです。それは、コラーゲンやヒアルロン酸などの皮膚組織成分の量が20代後半から徐々に減っていき、30代になるとそれが加速するからです。

そのため、30代からのお肌は潤いの面でもハリの面でも目に見えて衰えていくのです。また、ターンオーバーの周期も遅くなるため、シミやシワもできやすくなります。さらに、この前後に妊娠・出産を経験した女性の場合は、体質や環境の急激な変化がストレッサーとなり、お肌に影響を及ぼすこともあります。

30代からのオールインワンは「老化を防ぐ」ものが有効

30代からお肌のトラブルを抱えるようになること自体は、とても自然なことです。だからといって、ただ老いていくままにしたくはないというのも女心でしょう。20代のころと同じままのスキンケアでは老化は進む一方です。だからこそ、30代に適したスキンケアが必要となるのです。

それまでは気になる部分をピンポイントにねらい打ちするスキンケアで充分だったとしても、30代からはお肌全体をケアするトータルケアが欠かせません。そこで、有用なのがオールインワン化粧品なのです。1本に多くの成分が詰まったオールインワン化粧品であれば、トータルケアの管理がしやすいのです。

老化の原因は活性酸素

また、老化を防ぐためには、活性酸素の増加を防ぐことが重要です。活性酸素は体内に入った細菌を殺菌する役割を果たすため、体には必要不可欠なものです。しかし、必要以上の活性酸素は害になります。なぜならば、これが増えすぎると細胞が酸化してしまうためです。この細胞の酸化というのが、「老化」を指すのです。活性酸素はあらゆる老化現象の原因になるため、増加を抑制すること=若々しいお肌をキープすることに繋がります。

※活性酸素と肌トラブルの関係について詳しくは『活性酸素のお肌への影響』をご覧ください。

30代からのオールインワン化粧品の選び方

上記を踏まえると、お肌の老化防止には抗酸化作用のある成分が有効だということがわかります。オールインワン化粧品を選ぶ際には、配合成分に注目しましょう。ビタミンCやビタミンE、コエンザイムQ10などは抗酸化に有効な成分なので、これらが多く含まれているものを選ぶようにすれば、エイジングケア効果が期待できます。

また、ブランドによっては「30代からの化粧品」と明記してある商品もありますが、この場合も成分表示を確認したうえで利用すると失敗が少なくなるでしょう。

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