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肌トラブル別のシャンプーの選び方

敏感肌やアトピーでも使えるシャンプーの選び方

更新日:2017/09/07 公開日:2014/10/01

新垣実 先生

この記事の監修ドクター

新垣形成外科 院長

新垣実 先生

なにかと肌トラブルが起きやすい敏感肌、アトピー肌の方にはどのようなシャンプーが適しているのでしょうか。

敏感肌・アトピー肌の人の頭皮トラブル

敏感肌やアトピー肌の場合、角質のバリア機能が低下して保湿力が弱い状態にあります。頭皮も全体的に乾燥しやすく、かゆみやフケ、湿疹、抜け毛などのトラブルが起こりやすいです。特にアトピー性皮膚炎の場合は、汗や髪についた汚れ、酸化した頭皮の脂などが刺激になるため清潔を心がけたい一方で、シャンプーやリンスなど、普段使っているヘアケア剤が湿疹や炎症を悪化させることもあります。

敏感肌やアトピー肌によいシャンプーの選び方

低刺激性シャンプーを選ぶ

敏感肌やアトピー肌では頭皮のバリア機能が低下しているので、シャンプーに配合されている界面活性剤や添加物による影響がでやすいです。合成界面活性剤や香料・着色料などを含まない「低刺激シャンプー」や「無添加の石けん」だと余計な添加物を含まないのでよいでしょう。特におすすめは低温で加熱する「コールドプロセス」という製法で作られたシャンプーであり、これであれば保湿成分を含んでいるので頭皮の乾燥を防いでくれます。

強い洗浄成分は避ける

アトピー性皮膚炎にはフケもともなうので、フケ専用シャンプーを選ぶ方もいるかと思います。一般的なフケ専用シャンプーにはさまざまな殺菌成分が配合されているので避けたほうがいいかもしれません。また、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸などの高級アルコール系界面活性剤や、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステルNaなどの成分も、肌に必要な皮脂まで奪って頭皮を乾燥させたり、かゆみを起こしたりするので注意しましょう。

敏感肌・アトピー肌の人が注意すべき点とは?

アトピー肌は刺激に弱いので、かゆみがあっても日に何度も洗髪することはよくありません。ただ、不衛生な状態もよくないので、毎日洗髪を心がけるようにしましょう。頭皮を傷つけないように爪を立てずに、指の腹で頭皮を優しく洗うようにします。40代以降で皮脂の分泌量が減った場合でも優しく毎日洗髪する事が大事です。

シャンプーは地肌に直接つけず、2~3倍に薄めたり、手のひらで泡立ててからやさしく洗髪しましょう。次に、洗浄剤が頭皮に残らないよう、ぬるめのお湯でよくすすいで流します。流し忘れの多い髪の生え際や耳の裏側にも気を配りましょう。リンスにも刺激の強い成分が含まれていることがありますので、頭皮にはつけないようにし、髪の中ほどから毛先にかけてつけるようにしましょう。シャンプーよりも時間をかけて丁寧に洗い流します。

シャンプーが刺激になるときは、やさしくブラッシングして髪についたほこりなどを落としてから、ぬるま湯で洗い流すだけでも汗や汚れを十分落とすことができます。

紫外線による乾燥やダメージを避けるためにも帽子をかぶるなどして頭皮を守ること、枕やシーツなどの寝具を常に清潔に保つこと、また、アレルゲンとなる食べ物をとらないことも重要です。

規則正しく栄養バランスのよい食生活を心がけましょう。しっかり睡眠をとり、適度な運動を習慣づけて血流や新陳代謝をよくするなど、ストレスを溜めない生活を送りましょう。

自分の肌に合ったシャンプーを使いましょう

シャンプーやリンスは必ず自分の肌に合ったものを使用しましょう。敏感肌向けとされているシャンプーも販売されていますが、それらの全てが自分の肌に合うとは限りません。使ってみてしばらく様子をみましょう。もし、刺激を感じる場合や症状が悪化した場合にはすぐに使うのをやめてください。

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