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市販のハイドロキノン化粧品の正しい選び方

更新日:2018.04.26
公開日:2014.12.10
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

シミへ効果が期待できるハイドロキノン化粧品。ハイドロキノンが配合された市販の化粧品を選ぶ際にはどのような点に注意したらよいのでしょうか?ここではドクター監修のもと、ハイドロキノン化粧品の選び方について詳しくご紹介します。

シミや色素沈着の改善に効果が期待できるハイドロキノン。市販されているハイドロキノン配合化粧品を選ぶ際の注意点などはあるのでしょうか?ここではハイドロキノン配合化粧品の正しい選び方について解説します。

ハイドロキノンの濃度について

市販されているハイドロキノン配合化粧品は、ハイドロキノンの配合濃度が1%~4%程度となっています。ハイドロキノン配合化粧品を購入する際はまずこの濃度を確認しましょう。

もともと、ハイドロキノンが配合された製品は医療機関でしか入手できないものでした。2001年の薬事法改正により化粧品にも使用することができるようになり、ハイドロキノンが配合された化粧品が市販されるようになったのです。つまり、それだけ肌への作用が大きい成分だということ。濃度が高いほど、肌への刺激も強いものになります。

一般的には濃度1%~3%のものが比較的安全性が高く、刺激も少ないといわれています。4%以上になると、即効性は期待できますが、1%~3%のものと比べて刺激が強く、人によっては赤みがでたり、ヒリヒリと感じる場合があります。

高濃度のハイドロキノン化粧品を使用し続けることにより、白班症状がでることもあるので、濃度が高ければよいというものでもないことを知っておきましょう。肌がデリケートな人や肌が荒れやすい人は、濃度の低いものを選んだ方がより安全に使用することができるといえます。

シミを消したいのか?予防したいのか?

一口にハイドロキノン配合の化粧品といっても、使用する目的によって適した化粧品は違ってきます。

スポットタイプ

今できているシミに直接働きかけ、シミを薄くする効果の期待できるタイプ。比較的、濃度が高い傾向にあるのが特徴です。

スキンケアタイプ

化粧水や乳液、美容液などにハイドロキノンが配合されており、毎日のお手入れでこれからできるシミを防ぐ効果を期待することができるタイプ。保湿成分などさまざまな美容成分も配合されており、美白だけでなく美肌を意識したコスメがほとんどです。

このように、ハイドロキノン配合化粧品でも使用目的が違えば、使用する方法も異なります。濃度の濃いスポットタイプのものを顔全体に使用すると白班などのトラブルを招く恐れがあるので、使用上の注意事項は必ず守って使用するようにしましょう。

信頼できるメーカーのものを選ぶ

ハイドロキノンは作用の大きい美白成分です。安心して使用するためにも、信頼できるメーカーから販売されているアイテムを選ぶ必要があるといえるでしょう。美容クリニックが販売しているものや、医師が開発に携わっているドクターズコスメなどがおすすめ。また、肌に合わないということも考えられるので、トライアルできるアイテムを選ぶとよりよいでしょう。

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