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乾燥肌向けボディソープの選び方

更新日:2019.05.22
公開日:2015.12.08
ドクター画像
この記事の監修者
MAクリニック心斎橋 院長 谷川知子

ボディソープの中で洗浄力が強いものは、肌に必要な保湿成分まで洗い流してしまい、乾燥肌を進行させるおそれも。そこで、乾燥肌向けのボディソープの選び方について、ドクター監修の記事にて詳しくお伝えします。

ボディソープ選びを間違えると、本来肌に必要な保湿成分まで洗い流してしまい、肌がますます乾燥してしまう可能性があります。そこで、乾燥肌向けのボディソープの選び方についてご紹介します。

乾燥肌向けボディソープとは

皮膚の中の保湿成分が不足し肌が乾燥している人は、肌のバリア機能も低下しています。そのため、強い洗浄力のボディソープを使うと刺激を受けて、ますます肌の状態が悪化してしまう可能性があります。

正常な肌の人でもボディソープによって角質層の保湿成分が洗い流されてしまうと、入浴後に肌がつっぱる感じがしたりするものです。乾燥肌の人にとってはさらにダメージが大きいことでしょう。

そこで、大切になるのがボディソープの選び方です。以下に、乾燥肌におすすめのボディソープ選びのコツをご紹介します。

肌にやさしい洗浄力のものを選ぶ

洗浄力が強いアルカリ性のボディソープは避けるようにしましょう。アミノ酸系やグルコシド系など、弱酸性で肌にやさしい洗浄成分のものを選ぶのがおすすめです。

うるおい成分が配合されたものを

最近は、植物性セラミドなどを配合した「乾燥肌向け」のボディソープも多くみられます。このような保湿効果のあるタイプのボディソープもおすすめです。

泡ででてくるタイプを選ぶ

肌にダメージを与えず洗浄するためには、ボディソープを十分泡立てて、やさしく洗うのがベストです。最初から泡で出てくるタイプなら、泡立てる手間も省けます。

乾燥肌の入浴時のポイント

せっかく乾燥肌によいボディソープを選んでも、洗い方や入浴の仕方が間違っていたら台無しになってしまいます。以下に、乾燥肌を予防・改善する入浴時のポイントを紹介します。

熱めの湯は避けること

熱めの湯を張ったお風呂に浸かったり、シャワーを浴びたりすると、皮膚の表面の角質層にある保湿成分が洗い流されてしまいます。お湯は、38~39℃程度のぬるめがベストです。また、長湯しすぎるのも、角質層をふやかしてしまい、保湿成分が失われがちなので避けましょう。お風呂に浸かるのは20分程度を目安にしてください。

ゴシゴシこすり洗いはNG

ナイロンタオルやブラシを使って強くこすると、角質層が傷み、保湿成分が失われる原因になってしまいます。たっぷりと泡立てたボディソープを使い、手のひらで大きならせんを描くようにやさしく洗いましょう。それだけでも、十分に汚れを落とすことができます。手が届きにくい場所は、柔らかな肌触りのコットン素材のボディタオルを使いましょう。

皮脂の少ない部分はボディソープ洗いの回数を減らす

皮脂が少なく、汚れが少ないお腹周りや腰、手足などは、毎日ボディソープを使って洗う必要はありません。乾燥が気になる場合は、洗浄剤を使うのは2~3日に1回に減らし、シャワーで軽くすすぐ程度にとどめておくとよいでしょう。

お湯に浸かる前に体洗いを

どんなにやさしく洗ったとしても、角質層の保湿成分はある程度、流出してしまいます。お湯に浸かって角質層がふやけた状態で体を洗うと、保湿成分がさらに失われてしまう可能性が。そのため、湯船に浸かる前に体を洗うのがおすすめです。さらに、先に髪を洗ってから体を洗うようにすると、シャンプーなどが背中に残ってしまうことも避けられます。

入浴後はできるだけ早めに保湿を

入浴後は保湿成分によるバリア機能が弱くなるため、肌は刺激を受けやすく、皮膚の内部の水分が蒸発しやすい状態になっています。そのため、湯上りにはやわらかな肌触りのタオルでやさしく水気を拭き取り、なるべく早くボディローションなどで保湿をし、敏感になっている肌を守ってあげることが大切です。

バスタイムは大切なリラックスタイムではありますが、乾燥ぎみの肌にとっては負担になってしまうこともあります。乾燥肌向けのボディソープを選び、入浴時の注意ポイントを守ることで、肌にダメージを与えないよう心がけましょう。

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