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バセドウ病

バセドウ病の原因と症状とは

更新日:2018/06/21 公開日:2016/02/17

この病気・症状の初診に向いている科
甲状腺科

バセドウ病を発症すると甲状腺の機能が異常なほど活発になり、身体や精神にさまざまな症状を現します。バセドウ病はどのような原因で起こるのでしょうか?バセドウ病でみられる主な症状と原因についてドクターの監修のもと説明します。

バセドウ病を引き起こす原因と主な症状を具体的に確認しましょう。

バセドウ病の原因

自己免疫の異常が関与

バセドウ病は自己免疫のシステムに異常が起きている自己免疫疾患(しっかん)のひとつです。自己免疫に異常が起こると、本来、自分の身体を守るために備えられた免疫機能が自分の身体を異物とみなして刺激してしまいます。それによって病気となり、さまざまな症状が引き起こされます。

バセドウ病の場合は甲状腺が異物とみなされてしまい、甲状腺を刺激する甲状腺自己抗体が産生されます。その自己抗体から刺激を受けると、甲状腺は甲状腺ホルモンを多く作りすぎ、血液中に分泌します。その結果、甲状腺ホルモンが過剰となり、新陳代謝が必要以上に活発になってさまざまな症状が出現します。

遺伝の影響も指摘されているが、まだ不明

バセドウ病の人は親や兄弟姉妹もバセドウ病にかかっていることがあり、バセドウ病の発症には体質的因子の影響が指摘されています。しかし、バセドウ病は体質的因子だけで発症するのではなく他の要因も関与して発症すると考えられており、感染症やアレルギー、喫煙やストレスなどが要因としてあげられています。

バセドウ病の症状

代表的な3つの症状

バセドウ病では「甲状腺ホルモンの過剰分泌による症状」としてさまざまな症状が出現します。具体的には、新陳代謝が活発になり、そのために常にジョギングしているような状態のような疲れやすさをはじめ、動悸や息切れ、微熱、発汗や手の震えなどの身体症状、イライラや集中力の低下などの精神症状です。

また、甲状腺が腫れる「甲状腺腫」は甲状腺の他の病気でも認められる症状ですが、バセドウ病の場合は甲状腺全体が腫れる「びまん性甲状腺腫」が多く認められます。さらに、眼が突出したり上まぶたが腫れたりする「眼球突出」は、バセドウ病の患者のうちおよそ3割に現れ、特にタバコを吸う人に多くみられる症状です。

症状の現れ方の違い

バセドウ病は、症状の現れ方や程度の個人差が大きいことが特徴です。自覚症状の少ない人もいれば、疲労感が強く動くのが難しいほどの人まで、病気の重症度により症状には幅があります。また、バセドウ病の症状として体重減少があげられます。新陳代謝が活発になりエネルギーを過剰に消費するためです。

また、若い人は甲状腺腫が大きくなる傾向がみられます。一方、高齢者は甲状腺の腫れが目立ちにくいことも多く、診断の遅れにもつながるため注意が必要です。

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