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自律神経失調症

自律神経失調症の治療薬

更新日:2016/12/09 公開日:2016/03/22

自律神経失調症の治療に使われる薬について、ドクター監修の記事で解説します。自律神経失調症の治療で特に使われることの多い「抗不安薬」に焦点を当てて、その効果や副作用などを詳しくお伝えしていきます。

自律神経失調症の治療に使われる薬について解説します。

薬の必要性

自律神経失調症の治療は、つらい症状を緩和することから始めるのが一般的です。それぞれの症状に見合った薬が処方されます。

自律神経失調症は、全身にあらゆる症状が感じられるのが特徴です。その不快な症状をそのまま放っておくと、それがストレスになり原因がわからず、不安がより大きくなります。ストレスは自律神経失調症の大きな要因と考えられており、さらに症状を悪化させる原因にもなります。

薬物療法はつらい症状をやわらげるためだけでなく、このような悪循環を断ち切るためにも必要とされています。

抗不安薬とは

自律神経失調症の治療で使われることの多い薬のひとつに、抗不安剤があります。抗不安薬は「弱力精神安定剤(マイナートランキライザー)」とも呼ばれている薬です。イライラや興奮を抑制する鎮静作用がおだやかで、不安感や緊張感をやわらげる抗不安作用のほか、筋肉のこりをほぐす作用もあります。

抗不安薬は感情や本能的欲求をつかさどっている大脳辺縁系の一部に働きかけるため、不安がやわらぐだけでなく筋肉の緊張もほぐれ、心身共にリラックスできる効果が期待できるというわけです。抗不安薬には作用の強さや持続時間などが異なるものがいくつかあります。

抗不安薬の副作用

抗不安薬には、眠気やふらつき、脱力感といった副作用があります。これは、薬の作用により緊張や疲労感が緩和されるために起こる症状です。薬の効果があらわれている証でもありますから、それほど心配する副作用ではありません。しかし、車の運転など、集中力のいる作業をするときには注意が必要です。

呼吸器系疾患や心臓病、肝臓病、腎臓病のある人は、発作を起こしたり病状が悪化したりする可能性があります。また、妊娠中の人が服薬すると胎児に影響を及ぼす可能性があるといわれています。これらに当てはまる人は、必ず事前に医師に相談してください。

そして、抗不安薬は医師に指示されたとおりに服薬することが重要です。症状が少しおさまったなどの理由から、自己判断で量や回数を減らさないようにしましょう。

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